大学院生支援の新たな一手、「アカリク診断」の登録者数が4万人を突破

株式会社アカリクが2023年4月に提供を開始した「アカリク診断」が、利用者数4万人を超えたとのことです。この自己分析ツールは、主に大学院生を対象にしたもので、彼らのキャリア選択に寄与することを目的としています。アカリクは、大学院生のためのキャリア支援に特化している企業であり、これまで15年間、学生の専門性と企業とのマッチングを支援してきました。この診断ツールは、大学院生が自分の強みを発見し、効果的にアピールする手助けを目的に開発されたものです。

アカリク診断とは

「アカリク診断」は、大学院生が簡単に自己分析を行うことができるツールです。ユーザーは、直感で答える60問の質問に回答することで、自身の環境適合力や計画遂行力、探究分析力を分析されます。その結果は「アカデミックキャリア」「ビジネスキャリア」「ライフキャリア」の3つのカテゴリに分類され、自分と似た環境にいる他の人たちとの得点を比較できるため、自身の位置づけを把握することができます。

このような分析を通じて、大学院生は自己理解を深め、将来のキャリアをより具体的に描くことができるのです。

利用者の多様性

「アカリク診断」では、全国各地の多くの大学院生が利用していることが特徴です。特に人気の高い大学には東京大学、名古屋大学、東京工業大学、広島大学などがあり、旧帝大をはじめとする著名な教育機関から広く支持されています。また、大学院生の51.8%は修士課程、14.4%は博士課程に在籍しており、全体の60%以上が大学院生というデータも示しています。

さらに、得点に関しては修士課程や博士課程の学生の方が学部生よりも高い傾向があることもわかっています。アカデミックキャリアにおいては、大学院生が特に優れた成績を収めており、彼らの専門性の高い学びが反映されています。

アカリクのビジョン

アカリクは「知恵の流通の最適化」という理念のもと、大学院生や高度専門人材のキャリア支援を続けています。この企業は、大学院での研究成果を広く社会や産業界に繋げることを目指しており、そのために多様な事業を展開しています。加えて、アカリクは大学院生のキャリア選択肢を増やし、優秀な研究者が育つ環境を整えることにも尽力しています。