岡山大学が開催した「家族の日」、子どもたちに学びの場を提供

岡山大学「家族の日」の魅力

2024年7月31日、国立大学法人岡山大学が開催した「家族の日」は、教職員の家族に大学の魅力を知ってもらう素晴らしいイベントでした。この取り組みは、次世代育成を目指し、子どもたちに大学の知的資源に触れる機会を提供することを目的としています。毎年夏に行われるこのイベントは、和やかな雰囲気の中、家族の絆を深める特別な時間となりました。

この日は、様々な部局から集まった15家族、総勢39人が参加しました。まずは尾島卓次世代育成支援室長から「家族の日」の趣旨説明がありました。その後、参加者たちは学長室を訪れ、那須保友学長や三村由香里理事と名刺交換を行ったり、記念撮影をしました。初めは緊張した面持ちの子どもたちも、那須学長のトレードマークであるちょうネクタイのリーフレットを手に、和やかな雰囲気の中での時間を楽しみました。一緒に撮影した集合写真も、素敵な思い出となったことでしょう。

次に行われたのはアリの観察実験教室です。参加者たちは、自らアリを採集し、藤岡春菜助教の指導のもと、実際に顕微鏡を使った観察を体験しました。子どもたちは普段は気に留めない小さなアリの世界に触れ、興味の広がりを実感しました。この貴重な体験を通じて、参加者たちはアリの生態や多様性についての学びを得ることができました。また、実験終了後には、藤岡助教から数人の子どもたちへ試験管に入った女王アリのプレゼントもあり、夏休みの自由研究にぴったりの課題も手にしました。

また、昼食を挟んで家族ごとの時間を大切にし、職場訪問を通じて親子のつながりを深めることも。大学の中での体験は、子どもたちの心に深く刻まれたことでしょう。

岡山大学は今後も地域中核・特色ある研究大学として、次世代育成に関する取り組みを続けていきます。学びの場としての役割を果たし、地域社会との共創を進める岡山大学に、ぜひご期待ください。このようなイベントを通じて、子どもたちが未来に向けて成長していく姿を見るのが楽しみです。今後の岡山大学の活動に注目しましょう。