草刈りを革新する油圧ショベル用アタッチメント『刈男』の新モデル

株式会社SUNGA（大阪府箕面市）がこのたび、建設、造園、農業の場での草刈り作業をより効率化するための革新的な油圧ショベル用アタッチメント『刈男シリーズ』の新モデルを発表しました。この新モデルは、これまでの「3本配管」が必要であった仕様から、加工なしで取り付け可能な「2本配管」に変更され、設置が飛躍的に簡単になりました。これにより、現場での作業のニーズに応える実用性が向上しています。

現場の課題をまるごと解決

雑草や雑木の管理は、炎天下や傾斜のある場所での作業、さらには人手不足という多くのリスクとコストを伴います。特に年配の方が多くオペレーションする建設業や造園業、農業においては、「人力草刈り」の限界が問題視されています。そんな状況を打破するのが『刈男シリーズ』です。油圧ショベルに取り付けるだけで、草刈りと粉砕の作業を代行してくれるプロ向けのソリューションとなります。これにより、1人で広い範囲を効率的に扱えるため、人手不足や高所での作業の際のコストを一挙に解消することが可能です。

刈る・叩く・粉砕まで

この新モデルは、従来のディスクカッターやバリカン式では実現が難しかった仕上がりの美しさを実現しました。ハンマーナイフ式を採用し、鋸刃加工が施された刃が柔らかい草から硬い雑木までしっかりと粉砕します。刈り取った跡は木屑状に成り下がり、景観を損なうことがありません。また、法面や傾斜面でも使用しやすいチルト式ヘッドを搭載しており、角度調整も可能です。

パワーと効率を両立させるデザイン

さらに、Y字型のハンマーナイフ刃を2条らせん構造で配置することで、粉砕力が向上。草を捉える効率的な設計により、ナリヒラ竹や雑木も圧倒的に粉砕可能です。刃は両面使用可能なリバーシブル構造を採用し、経済的にも優れています。

進化した“2本配管仕様”

新モデルでは、前モデルに必要だった3本配管から2本配管に変更されており、これにより取り付けのハードルが大幅に低くなりました。どなたでも容易に導入でき、購入後すぐに現場で活用することができます。これにより、広範囲の草刈りや事業化した草刈り作業など、さまざまな現場で作業時間を短縮し、コスト削減も実現します。