美容師を支援する新たなプラットフォーム「LiME」が7000万円を調達

美容師を支える新たな取り組み

美容業界は現在、「長時間・重労働・低給与」といった厳しい労働環境が根付いています。このような現状を打破するために、多くの美容師たちが新たな道を模索しています。「LiME」はその一つです。美容師の古木数馬氏が代表を務めるこのベンチャー企業は、美容師個人がより自立し、顧客と直接結びつけるためのプラットフォームを構築することを目指しています。

「LiME」の誕生と進展

古木氏は、美容業界の構造的な問題を解決するため、美容師が自らの価値を最大限に発揮できる仕組みを作ることを目指しました。その結果、LiMEという名前の美容師カルテ管理アプリを開発しました。このアプリは、美容師が顧客情報を簡単に管理できるだけでなく、お客様も美容師を探しやすくするプラットフォームでもあります。

先日、「LiME」は＠cosmeの運営を行うアイスタイル社から7000万円の資金調達を行いました。この資金は、主にLiMEアプリに「予約受付機能」を追加するための開発に充てられます。この予約機能により、顧客は直接美容師に簡単に予約をすることが可能になります。

新たなサービス「STEKiNA」の展望

さらに、古木氏は新たなサービスである「STEKiNA」の事業開発にも乗り出しています。このサービスは、自分にぴったりの美容師と出会えることを目的としたもので、個々のニーズに合わせて美容師を紹介します。今後、LiMEを通じて素敵な美容師と直接つながることができるプラットフォームの構築にも力を入れていく計画です。

特別キャンペーンのお知らせ

また、LiMEでは現在、エンジニアの採用活動としての特別キャンペーンが実施中です。古木氏が自身でカットを手がける中、ヘアカットを半額または無料で提供するプログラムを用意しています。このキャンペーンはベンチャー起業家やインフルエンサー、特定のエンジニアに向けた内容で、興味がある方はぜひ連絡を試みることをお勧めします。