植物幹細胞エクソソーム製品の受託製造を加速する株式会社ジャパン・オーガニック・イールド
植物由来のエクソソーム原料を開発し、販売を行っている株式会社ジャパン・オーガニック・イールド(通称:J.O.Y.)が、受託製造(OEM)の事業展開を本格化させることが発表されました。こちらの取り組みは、特に美容業界において注目されています。
エクソソームとは
エクソソームは、直径30~150ナノメートルの大きさを持つ細胞外小胞の一種です。これらは細胞から分泌され、細胞間の情報伝達を担っています。今年のノーベル生理学・医学賞では、マイクロRNAが選ばれましたが、これはエクソソーム内の主要な構成要素でもあります。このことから、今後エクソソームがノーベル賞の研究テーマとして注目されることは間違いないでしょう。
植物由来のエクソソーム
美容業界の需要を受け、エクソソームは非常に注目されていますが、一般的にはヒトや動物の幹細胞から抽出されたものが多数を占めています。しかし、ジャパン・オーガニック・イールドは、植物由来のエクソソーム原料をこだわりを持って製造しています。そのため、様々な植物が開発・製造の対象となっています。
自社ブランドの製品とOEMの提供
2023年に入り、同社は自社ブランドの植物幹細胞エクソソーム製品のリリースを計画しており、多くの製品供給に対するリクエストを受けています。これまでドラゴンリーフ細胞液を用いた美容製品を提供していましたが、今後はシマアザミ細胞液を使用した飲料や日用雑貨も展開する予定です。さらに、ドラゴンリーフ細胞液を利用した化粧品やその他の製品もラインナップに加えていきます。
ボタニカル革命
同社のビジョン「ボタニカル革命」では、農業廃棄物や未利用の植物資源をアップサイクルすることで、高付加価値の製品を市場に提供し、里山や農業の再生を目指しています。特に、鹿児島県徳之島産のアマミシマアザミの植物細胞液や、ドラゴンフルーツの葉茎を使った原料は既に商品化されており、多くの企業の健康食品や化粧品の原料として採用されています。
お問い合わせについて
ジャパン・オーガニック・イールドのエクソソーム製品やOEMの詳細、発注を希望される方は、公式サイトへのアクセスや、以下の連絡先に問い合わせることができます。
美容や健康を重視する市場において、植物由来のエクソソーム技術がどのような影響を与えるのか、今後の展開に期待が寄せられています。