岐阜市日光町のお庭プロジェクトが始動
岐阜市日光町で進められている「日光町のお庭プロジェクト」は、地域の憩いの場を創出するための画期的な活動です。このプロジェクトは、福祉事業所の駐車場に芝生を整備し、緑豊かな空間を提供することを目的としています。2024年10月24日(木)に予定されている植樹式では、地域の方々とともにシンボルツリーを植えます。
植樹式の詳細
植樹式は、10:00から11:30までの間に行われ、いぶき福祉会の利用者と地域住民合わせて30名が参加する予定です。場所は岐阜市日光町3-47-1で、地域の皆様にとって重要なイベントとなるでしょう。このイベントを通じて、地域の人々が一つになり、共同作業を行う機会が得られます。
シンボルツリーとして選ばれた木々は以下の3本です。
- - ナンジャモンジャの木:岐阜地域特有の美しい花を春に咲かせ、地域のシンボルとなる木です。
- - 白樫:お子様たちがどんぐりを拾いに訪れる姿を想像し、楽しい思い出を作ります。
- - タイサンボク:初夏に純白の大輪の花が咲きます。緑化された場所は癒しの空間となるでしょう。
これらの木々は、育成の過程で地域の人々と一緒に成長し、多くの人々に愛される存在となることを期待しています。
日光町の家とその役割
「日光町の家」は、2017年にオープンした生活介護事業所です。ここでは、重度の障害を持つ方々がアートや地域との関係作りに取り組んでいます。その具体的な活動の一環として、アート作品の制作や地域住民との交流が行われており、双方が学び合う場としての役割も果たしています。これによって地域社会と福祉施設の関係が深まり、地域の協力体制が強化されています。
また、2024年にオープンしたカフェ「ほとり」では、法人が手掛けた商品を販売しており、クラウドファンディングを利用して資金を集める活動も行われています。たくさんの方々に支えられ、その成果を地域に還元することができました。
地域とのつながり
日光町のお庭プロジェクトは、地域とのつながりを強化するために様々なサブプロジェクトも展開中です。2019年から始まった「いぶきコミュニティガーデンプロジェクト」では、ガーデニング活動を通じて地域住民との共生を目指しています。また、「にっこりえんがわマルシェ」は地域住民や子どもたちが集まり賑わうイベントとして、多くの方に親しまれています。
このようなイベントは、地域住民との交流を深めるだけでなく、次世代の住民にも地域愛を育む場となっています。また、地域の重要な歴史や文化を学ぶ共同学習の場も設けられ、地域住民や福祉会の利用者が共に学び、考えるきっかけとなっています。
今後の展望
今後このプロジェクトは、2024年10月26日(土)に開催される「えんがわにっこりマルシェ」でお披露目される予定です。皆様のご参加をお待ちしています。この日には、植樹式で植えた木々や新たな緑の空間を見ながら、地域の活性化を感じていただけることと思います。地元の方々のご協力のもと、日光町の美しい自然環境を保全し、さらに豊かな地域づくりを進めていきたいと思っています。
日光町のお庭プロジェクトに関するお問い合わせ先
社会福祉法人いぶき福祉会
〒502-0907 岐阜県岐阜市島新町5-9
TEL: 058-233-7445
FAX: 058-232-9140
URL:
いぶき福祉会のホームページ