ホテル・旅館の空調臭クレームに対する新たな取り組み
株式会社HONUが、ホテルや旅館向けに新たに標準化した空調洗浄施工を導入します。この取り組みは、特に隠蔽型空調の吹き出し口ガラリ内部の洗浄と防カビ施工を含んでおり、2026年7月15日から実施されます。この時期は酷暑が予想され、宿泊施設では空調の臭いに関するクレームが増えることが懸念されています。そのため、事前に効果的な対策を講じることが求められています。
空調臭の原因とは?
宿泊施設の多くでは、客室の冷暖房空調システムとして隠蔽型空調が採用されています。このタイプの空調機器は、優れたデザイン性を持つ一方で、通常の清掃作業では内部を確認し難いため、専門的な技能を要する分解洗浄を行う業者が限られています。さらに、多くの場合、最後の空気通過地点であるガラリ部分が見落とされ、自ずと臭いの原因を放置してしまうことが少なくありません。
特にこのガラリ内部は、冷暖房の空気と室内の空気が交差する場所であり、温度差によって結露が発生しやすい環境です。そのため、湿気やほこり、汚れが蓄積され、カビの発生を助長しかねません。空調を分解洗浄しても、ここに汚れが残っていると、吹き出し口から臭いが客室内に広がってしまいます。
HONUが目を向ける必要性
日常の清掃作業ではガラリ内部にまで手が回らないことが多く、実際には外部のガラリの表面を拭き掃除するだけで終わってしまうケースが一般的です。そのため、株式会社HONUでは、全国で6,000室以上の施工実績をもとに、単なる空調本体の洗浄では十分ではないことを認識し、ガラリ内部の清掃を新たに含めることにしました。これにより、より実効果的な臭い対策を提供することを目指します。
標準化された施工内容とは?
2026年7月15日より実施される新しい施工内容は、以下の内容を含んでいます:
- - 隠蔽型空調本体の分解洗浄(熱交換器、ドレンパン、送風部周辺)
- - 吹き出し口ガラリの洗浄
- - ガラリ内部のカビ・汚れ除去
- - ガラリ内部への防カビ対策
- - 施工前後の風力確認
- - 必要に応じた臭気対策の提案
このように、空調本体から吹き出し口までの全てをまとめて確認し洗浄することで、客室の空気クオリティを向上させることが可能となります。
予防施工の重要性
特に酷暑の季節では、冷房の稼働時間が長くなるため、空調の臭いクレームが発生する前に対策を施すことが非常に重要です。発生してから対処するのでは、顧客の評価やリピート率に悪影響を及ぼす可能性があります。
HONUの挑戦
代表取締役の内田賢一氏は、「ホテルの空調対策では、空調本体の分解洗浄に注目が集まりがちですが、実際に空気が出てくる最後の出口であるガラリ内部が手付かずになっているケースが多い」と述べています。これを解決するために、HONUでは臭気対策の視点を持ちながら、空調本体と空気の通り道全体を見える化して施工する標準化を進めています。
未来への展望
HONUは、今後も宿泊施設向けの清掃や消臭、抗菌施工を通じて、クレーム予防と客室の品質向上に注力していきます。宿泊施設が見落としがちな臭気源を特定し、効果的な清掃方法を提案していくことで、より快適な宿泊環境を提供する取り組みを続けます。
会社概要
- - 会社名: 株式会社HONU
- - 所在地: 東京都港区赤坂9-1-7
- - 設立: 2008年3月
- - 事業内容: ホテル客室消臭、空調分解洗浄、感染症対策
- - Webサイト: HONU公式サイト