エクスプローラが「Inter BEE 2024」で映像配信の進化を発表

エクスプローラが映像配信の未来を示す

株式会社エクスプローラ（以下、エクスプローラ）は、11月13日から15日まで千葉県の幕張メッセで開催される「Inter BEE 2024」に出展します。本展示会では、リアルタイム映像配信システムのさらなる安定性を強化した新機能をさまざまなデモンストレーションを通じて紹介します。

近年、音楽ライブやスポーツイベント、さらには災害や救急現場におけるリアルタイム映像の配信は、ますます重要性を増しています。それに対する技術的ニーズも高まっており、公私を問わず、鮮明かつ安定した映像伝送が求められています。エクスプローラは、国際的に評価されるSRT技術に基づく製品の開発に努めており、今回の展示でその進化をアピールする予定です。

進化を遂げた映像配信のデモ

パスリダンダンシー機能を用いたデモ

会場では、パスリダンダンシー機能を搭載したコーデック伝送のデモが行われます。この機能は、複数の配信ルートを確保し、ネットワークの冗長性を高めることで、映像品質を維持します。特に、海外への配信やクラウド環境での映像伝送においても品質を損なうことなく安心して利用できます。このデモでは、エクスプローラのエンコーダおよびデコーダを活用してシステムを構築し、その安定性の向上を実際に確認できます。

4K/8K HDR対応の信号発生器

さらに、高精細映像をテストするための小型信号発生器「EMVG-4400-H/H8」のデモも行われます。この機器は、SDI信号に対応し、さまざまな測定機能を持つため、多岐にわたる分野で活用されています。現場での映像機器のチェックや研究開発においてもその性能が発揮されるでしょう。
デモでは、SDIのテストパターン送出機能や入力ビデオのステータス検出機能が紹介されます。