栃木県矢板市、エムティーアイとの協定締結で女性の健康支援を強化！

栃木県の取り組み：エムティーアイとの協定締結

7月1日、栃木県矢板市と株式会社エムティーアイは、女性の健康を支援するための連携協定を締結しました。この協定により、矢板市の住民はエムティーアイが提供するウィメンズヘルスケアサービス『ルナルナ』のプレミアムコースを無償で利用できるようになります。

1. 連携の背景

この連携は、矢板市が掲げる“未来へ”という将来像の下、住民の健康増進を重点的に進める中で生まれました。市は、女性に特有の健康課題に対し、さまざまな支援策を採用しており、特に不妊治療や子宮がん、乳がん検診の実施などが挙げられます。エムティーアイは、2000年から『ルナルナ』のサービスを展開し、健康管理に関する豊富なデータとノウハウを活用しています。これにより、女性のライフステージに応じた健康サポートが可能になりました。

2. 取り組み内容とサービス

本協定によって提供される『ルナルナ』の主な機能は多岐にわたります。生理日や排卵日予測などの個別対応サービスに基づき、利用者は自身の健康状態を把握しやすくなります。

- プレミアムコースの機能

- 生理日予測
- 排卵日や妊娠しやすい期間の通知
- 基礎体温や過去の体調を振り返る機能
- 医師による質問サービス、パートナーとの情報共有

このような機能を通じて、利用者は自身の健康状態を把握し、日常生活に役立てることができます。また、定期的に妊活や不妊治療に関する情報を配信し、女性への知識啓発にも寄与します。

3. 無償提供の詳細

『ルナルナ』の無償提供は2025年7月1日から2027年6月30日までの間に実施され、矢板市に居住している女性全員が対象となります。利用方法は、アプリのダウンロード後、矢板市が配布するQRコードを読み取ることで特設ページにアクセス可能です。

4. 矢板市との今後の連携

今後は、エムティーアイが提供する情報と矢板市が実施する健康支援プログラムとの連携をさらに強化し、利用者への支援を拡充させていく計画です。また、不妊治療に進むべき方には、専門医への受診を勧奨することも視野に入れています。これは、健康管理において新たなステップを提供する試みであり、期待が寄せられています。

5. まとめ

矢板市とエムティーアイの提携により、女性が健康的で充実した生活を送るためのサポート体制が整いました。女性が抱える健康課題の解決を目指し、地域としての連携がこれからも進んでいくことで、さらなる効果が期待されます。教育プロジェクト「FEMCATION」を通じて、地域全体が支え合う環境の醸成も目指しています。