ロイヤルカナン、初の愛玩動物看護師向けシンポジウムを開催
2023年8月18日に、東京都千代田区の大手町三井ホールでロイヤルカナン ジャポンが愛玩動物看護師を対象とした「ベテリナリーシンポジウム - for Vet Nurse -」を初めて開催しました。このシンポジウムは、愛玩動物看護師に特化したもので、犬や猫の健康を支える新たな知識と技術を共有することを目的としています。
シンポジウムの目的
ロイヤルカナンは、獣医療の持続可能な発展を支援するために、毎年種類の異なるシンポジウムを開催しています。今回のシンポジウムは、昨年国家資格化された愛玩動物看護師向けに特化したもので、近年の獣医療の多様化と高度化に対応することが狙いです。
豊富な講演内容
このイベントでは、「7歳から始めるケア 愛玩動物看護師が知っておくべきこと」というテーマで、3名の専門の獣医師による講演が行われました。会場には約150名の参加者が集まり、オンライン聴講者を加えると約2,000名がこのシンポジウムに参加しました。
講演概要
愛玩動物看護師がペットとその家族に何を提供できるかについて、技術や知識だけでなく、心と向き合い方の重要性について解説しました。特に中高齢期のペットケアの重要性と、その役割の拡大について論じました。
中高齢期のペットに特有の身体機能や栄養変化、肥満が引き起こす影響について詳細に講演。適切な医療介入の必要性を訴えました。
中高齢期のペットが日常生活で感じる困難について、具体的なケア方法や環境整備の重要性について教えました。
シンポジウムのオンライン配信
シンポジウムの講演は8月21日から9月30日の間、特設サイトでアーカイブ配信され、参加できなかった人々にもその内容を届けました。特に、獣医療に従事する愛玩動物看護師がさらなる学びを得られる内容となっていました。
学習コンテンツの拡充
特設サイトでは、シンポジウム参加者向けに学習コンテンツも豊富に公開され、各講師が提案する中高齢期ケアに関する実用的なノウハウや事例が含まれています。
実践的な学びを提供
参加者には、ペットマッサージの実習を行う「シニア教室 実習」が東京と大阪で開かれました。この実習では、飼い主心理学や実技練習が行われました。
ロイヤルカナンの使命
ロイヤルカナンは「A BETTER WORLD FOR PETS™」という理念のもと、個々のペットの健康ニーズに応えることを目指し、獣医療の関係者に対して支援を展開しています。今後も持続可能な獣医療の発展に貢献していくことを宣言しています。
まとめ
「ベテリナリーシンポジウム - for Vet Nurse -」は、愛玩動物看護師にとって、知識と技術の向上に大いに役立つ機会でした。このような取り組みを通じて、ペットにとってより良い環境を提供するために、ロイヤルカナンの中心的な役割が強調されています。