アニメ制作のあゆみから作られる再生紙ノート
プロジェクトのスタート
2024年8月21日、株式会社バリュープラスは、アニメ制作の現場で発生する廃棄紙を再利用した「再生紙ノート」を「Makuake」にて先行販売するプロジェクトを発表しました。この取り組みは、同じグループに属するゆめ太カンパニーとの協力により、環境に優しい紙アイテムを提供することを目的としています。
再生紙ノートの特徴
このノートは、廃棄される紙をデジタルアーカイブから再生し、台本に見るヒントやアニメーションの背景を感じながら楽しむことができます。
- - Archivist 台本風ノート: B5サイズで、アニメの台本を模したデザイン。80ページの無地ページには、制作現場の痕跡がそのまま残されています。
- - Archivist B6ノート: より小型で持ち運びが便利なB6サイズ。144ページの無地の再生紙で構成され、日常的な使用に適しています。
環境への配慮
アニメ制作現場ではペーパーレス化が進行している一方で、制作においては依然として紙を利用する利点も多く見られます。本プロジェクトでは、これらの過程で発生する廃棄物を減らし、環境への悪影響を抑えることを目指しています。アニメ制作に関わる紙資料の再利用により、制作会社の負担も軽減され、持続可能な社会に貢献する取り組みとなります。
商品開発の裏側
このプロジェクトの名前「Archivist(アーキヴィスト)」は、文書やフィルムを保管するための専門家を指します。世代を超えてアニメ制作の資料を保存するため、参加者にもこの活動に関与してもらいたいという思いを込めています。
目指す未来
今回の再生紙ノートは、アニメ制作現場の思い出や過程を感じながら、実際に手にして使用できるアイテムとなります。プロジェクトは2024年11月17日まで、目標金額500,000円を集めることを目指しています。詳細は
Makuakeのプロジェクトページで確認できます。
企業紹介
- - 株式会社ゆめ太カンパニー: アニメ制作を手がける会社で、代表作には『東京ミュウミュウ にゅ~♡』や『デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING』が含まれます。
- - 山陽製紙株式会社: 環境に配慮した再生紙の製造を行っており、持続可能な社会の実現に貢献しています。
- - 株式会社三交社: 台本印刷の専門企業として、新商品に関わる印刷と製本を担当しています。
このプロジェクトは、単なる商品開発の枠を超え、アニメの魅力を広げる大切な一歩となります。今後はSNSや公式ウェブサイトで最新情報を随時更新予定です。
さあ、あなたも「再生紙ノート」を手にとって、アニメ制作の歴史を感じてみませんか?