日本を離れ、アフリカで見つけた幸せの形を描いた初エッセイ

アフリカ・マラウイで見つけた、真の幸せとは

先日、株式会社KADOKAWAから『アフリカ・マラウイで教わった幸せのために近道しない生き方』という本が発表されました。この著書は、SNSフォロワー数50万人超の人気YouTuber、JennyKファミリーの父である古賀氏の初めてのエッセイです。元警察官の彼は、いかにしてアフリカで新たな人生を見出したのか、その物語が語られています。

警察官からの転身

古賀氏は20代から日本の警察官としての厳しい日常を過ごしていました。現場での経験は心に重くのしかかり、「ずっと現場に居たい」という理想と現実とのギャップに苦しむ日々。そんな彼が、ある日ふとしたきっかけで海外への興味を深め、アフリカ・マラウイへの渡航を決意します。約12,000キロの旅が、彼を新たな人生へと導くことになるのです。

運命の出会い

マラウイに到着した古賀氏は、そこで現地女性のジェニーと運命的な出会いを果たします。彼女との恋愛は約5年の遠距離となり、その間にも彼は多くの挑戦を乗り越えましたが、最終的に二人は国際結婚を成し遂げます。彼の生活スタイルは大きく変わり、3人の子供と共に新たな家庭を築いていくことになります。

幸せの形

本書では、古賀氏が日々の生活を通じて感じた「家族の在り方」や「幸せのための生き方」について詳しく解説しています。彼は日本とマラウイの文化の違いや、そこから学んだことについても言及し、異文化交流の中で得た教訓を読者に届けています。家族との生活は時に厳しいこともありますが、彼が語る中で感じる「幸せ」や「満足感」は、普遍的なものだと感じさせられます。

家族インタビューの収録

少し特別な点として、本書には古賀氏の家族へのインタビューが収められています。出会いや日本での生活、また家族との思い出など、動画では伝えきれなかった大切なエピソードが詰まっています。読者は、彼らの素直な言葉に触れることで、家族の絆をより深く理解することができるでしょう。特に、家族アルバムや直筆の手紙も収録されており、当時の生活の様子を感じ取ることができます。