障がい者雇用の新たな一歩、ワークリアstepの誕生
障がい者就労支援を展開するレバレジーズ株式会社が、新サービス「ワークリアstep」を12月3日にローンチします。これは若年層の精神発達障がいに特化した雇用育成型のサテライトオフィスサービスで、障がい者の雇用促進に貢献することを目指しています。
ワークリアの背景と成り立ち
レバレジーズの運営する「ワークリア」は、現在100人規模で精神発達障がい者を雇用し、人材の育成を進めてきました。「ワークリアstep」は、企業が直面する障がい者雇用の障壁を乗り越えるための「ステップ」になることを掲げてスタートしました。
2023年4月には法定雇用率が引き上げられ、障がい者の雇用数が過去最高を記録するなど、障がい者雇用の需要は高まっています。しかし、身体障がい者の雇用は横ばいであり、高齢化が進む中で他の障がい種別への注目が重要とされています。
サテライトオフィスサービスとは?
「ワークリアstep」は、採用から育成、労務管理、業務管理までを企業に合わせてカスタマイズできるサービスです。障がい特性に配慮した環境を提供し、企業の課題解決に寄与します。特に、自社戦力としての人材育成を視野に入れ、障がい者が直接雇用として活躍するための支援がなされています。
必要なスキルを習得するための短期間の勤務後、企業に戻って活躍できる体制を整えることが特徴です。実務に近い業務を切り出し、即戦力としての人材を育成します。
企業のニーズに応じた柔軟な対応
多くの企業が業務の切り出しや受け入れ体制の整備に苦慮している中、ワークリアは160種類を超えるBPO業務を展開しており、これによりスムーズな導入が可能です。また、ワークリアが持つ高い定着率を武器に、就労定着と企業内での活躍を支援することが誇りです。
お試しキャンペーンと今後の展望
サービスの開始を記念して、「サービス利用料1名様分永年無料」のお試しキャンペーンが実施されます。これは先着10社の企業に向けた特典で、法人向けの問い合わせや詳細は公式サイトから受け付けています。
この取り組みにより、障がい者の雇用が義務から前向きな雇用へと変わることを目指し、企業は障がい者雇用を推進する動きが期待されています。社会全体が障がい者雇用を活性化し、全ての関係者が幸せを感じられる環境づくりに貢献することが、レバレジーズの目指す方向性です。
まとめ
「ワークリアstep」は、企業が抱える障がいや雇用に関する課題を解決し、未来に向けた新しい雇用の形を提示します。企業にとっては、精神発達障がい者を真の戦力として育てるための強力なパートナーです。雇用の幅を広げ、より良い社会の構築を目指して、今後の展開に期待が寄せられます。