ホテリアBOOKSの創刊と第一弾『ホテルワンダーボックス』の魅力
2022年5月、電子書籍レーベル「ホテリアBOOKS」が新たに誕生しました。このレーベルは、ホテルをテーマにした物語に特化しており、興味深いエンターテインメントを提供することを目的としています。創刊作として発表されたのは、元ラグジュアリーホテル支配人によるホラーエンタメ小説『ホテルワンダーボックス』です。この作品は、華やかなホテルの裏側で繰り広げられる、ホテルスタッフの日常とその裏に潜む不気味な出来事を描いています。
『ホテルワンダーボックス』のストーリー
『ホテルワンダーボックス』は、ホテルのスタッフが直面する驚きと恐怖の世界を描いた作品です。ストーリーは複数の章に分かれており、それぞれの登場人物が自らの役割に応じた様々な謎や怪異に挑む様子が描かれています。
第一章:贖罪
営業企画部の目抜は、料理人の棚橋から、食材に不審な点があると相談されます。彼が担当するデザートビュッフェでの失敗が影を落とす中、目抜は自らの過去と向き合いながら、真実を追求することになります。この章では、廃棄される料理を巡る不気味な言葉がカギとなって、物語が動き出します。
第二章:致死量の露出
購買部の西坂は、失踪した元交際相手の行方を追って、広告の誤発注が引き起こした一連の事件に関わります。彼女の存在に迫るにつれ、現実の困難と向き合わざるを得ないシーンが描かれ、緊張感が高まります。
第三章:保健所から来た女
施設管理部の遠山が、アポなしで現れた保健所職員への対応を担当します。通報があったとの言葉の裏には、ホテルの従業員の奇行が潜んでおり、遠山は予想外の展開に巻き込まれていきます。
このように、『ホテルワンダーボックス』では、個性的なキャラクターたちがそれぞれの役割の中で直面するミステリアスな事件が描かれており、読み手を引き込む要素が満載です。
創刊記念キャンペーン
「ホテリアBOOKS」創刊を記念し、期間限定で『ホテルワンダーボックス』が無料で提供されるキャンペーンも実施されています。このチャンスにぜひ、魅力的なストーリーを体験してみてください。
- - 実施期間:2022年5月4日17:00~5月9日16:59
- - 書籍ページ:Amazon
作者とイラストレーター
『ホテルワンダーボックス』の著者は、元ラグジュアリーホテル支配人の旅籠談(はたごだん)氏です。20年間のホテル業界での経験を生かし、独自の視点で物語を紡いでいます。また、装画を手がけたのは、アニメやゲームで大活躍しているイラストレーター加藤さやかさんです。
ホテリアBOOKSの展望
ホテリアBOOKSは、「行ってみたいホテル」「絶対に行きたくないホテル」といったテーマで物語を展開していくことで、読者に新たな視点を提供します。ホテルという舞台が持つ魅力と不思議さを、今後もさまざまな作品でお楽しみください。
興味を持った方は、ぜひ一度お手に取って体験してみてはいかがでしょうか。新しい物語の旅が、あなたを待っています。