テックオーシャンの挑戦
2019-06-18 10:30:08

AIスタートアップ支援プログラム「AIアクセラレーター」に採択されるテックオーシャンの新たな挑戦

テックオーシャンがAIスタートアップ支援制度に採択



テックオーシャンは、ディップが主催するAIスタートアップ育成制度「AIアクセラレーター」に採択され、さらなる成長を目指します。これに伴い、同社は自社が提供する理工系学生ターゲットリクルーティングサービス「テックオファー」の機能向上や市場拡大、営業先の開拓などに取り組むこととなります。

「AIアクセラレーター」とは?



「AIアクセラレーター」は、ディップが運営する、AI関連事業に特化したインキュベーションプログラムです。日本国内では初となるこのプログラムは、51社の応募から厳選された9社に対し、AI専門家からのメンタリングや20万件を超える企業データ、資金提供、PR、採用支援など、様々な支援を行います。これにより、グローバルなAIメガベンチャーを生み出すことを目的としています。

理工系学生リクルーティングの課題



近年、理工系学生の数は減少している一方で、企業の人材ニーズはますます拡大しています。このため、企業は理工系学生の採用に困難を抱えており、説明会の実施やアプローチ活動に多くの時間とリソースを割かざるを得ない状況です。同时に、学生もまた就職活動と研究活動の両立に苦労しており、エントリーや企業説明会への参加に多大な負担を感じています。

このような課題に応える形で、テックオーシャンは「テックオファー」というプラットフォームを開発しました。これにより、企業は興味を持たれていない学生でも積極的にアプローチでき、より幅広い優秀な人材と出会う機会を持つことができます。

「テックオファー」の仕組み



「テックオファー」では、約100万件の技術キーワードと約2.5万件の研究室・教員データを活用し、理工系学生と企業とのマッチングを行います。学生は自身の所属や興味を持つキーワードを入力し、その後、興味を持ってくれた企業からのオファーを待つだけでOKです。企業側は狙ったターゲットに対してオファーを出すことで、効率的に優秀な学生を採用することによって、内定獲得までの工数を大幅に削減します。

この新しい採用スタイルによって、学生と企業双方が負担を軽減できるだけでなく、よりスムーズなマッチングが実現可能になります。設定後は、ほぼ放置した状態でも運用できるため、効果的な採用活動が期待できます。

今後、テックオーシャンは、このプラットフォームとAIアクセラレーターで得た知見をもとに、さらなるサービスの向上と利用者数の拡大を図る計画です。創造された新たな採用スタイルは理工系学生と企業に新しい道を開くことでしょう。

企業情報


テックオーシャンは、2018年に設立された企業で、理工系学生をターゲットにした新しい採用プラットフォーム「テックオファー」を展開しています。同社は、学生の内定獲得にかかる工数を圧倒的に削減することを目指し、今後も業界の革新に努めていくとしています。

特許出願も行っている「テックオファー」は、日本だけでなく、海外市場への拡大も視野に入れたサービスへと成長することが期待されています。テックオーシャンの今後の展開から目が離せません!

会社情報

会社名
株式会社テックオーシャン
住所
東京都文京区後楽2-2-23住友不動産飯田橋ビル2号館 7階
電話番号
03-6383-0433

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