中央グループ子会社がベトナム・バンメトートに新オフィス開設

中央グループの子会社、PADが新拠点を開設

株式会社エスクロー・エージェント・ジャパンの子会社、Precision Advance Draftersが、ベトナム中部のバンメトートに新しいオフィスを開設することを発表しました。ホーチミン市に本社を構えるPADは、2023年10月に设立され、中央グループによる100%出資の企業として成長しています。

新たなバンメトートオフィスは、同グループの生産体制を強化し、より効率的な業務運営を実現するための一環として開設されました。これにより、ホーチミン、ダナン、バンメトートの三拠点体制を確立し、柔軟かつ強固なネットワークで顧客に価値を提供していく計画です。特に、住宅設計業務においては、申請図面や省エネルギー計算、構造計算といった多岐にわたるサービスを提供してきました。

バンメトートオフィス開設の意義

PADはバンメトートの地に新オフィスを設けることで、以下の目的を達成しようとしています。

1. 生産体制の強化とリスクヘッジ

パートナーシップやインフラの依存を軽減するため、三つの異なる拠点を活用することで、安定した生産基盤を構築します。この取り組みにより、稼働コストの低減や生産性の向上が期待されるでしょう。

2. 地元人材の採用と育成

バンメトート地域は教育機関が集まっているため、優れた若手人材を確保しやすい環境が整っています。地元大学との連携を深め、教育・育成の場としての役割も果たす狙いです。

3. 次世代事業の基盤構築

既存のCADやBIM業務に加え、新たな分野での業務展開を見据えた生産体制の強化も図ります。点群処理業務を強化し、品質面や業務の効率化をさらに進める考えです。

バンメトートオフィス概要

新オフィスの所在地は、バンメトート市のJXHM+R39エリアとなり、業務は2025年11月10日から開始される予定です。主な業務内容は、住宅設計補助や3D点群処理に加え、将来的にはCADやBIM・構造計算業務への展開も視野に入れています。これにより、品質と効率の向上を目指し、アジア市場へのさらなる進出を図っています。

十分な準備と地域とのパートナーシップを確保しながら、これからも日本及びアジア圏での持続的な成長を目指していくPAD。新たな拠点が成功を収めることを期待しています。さらに詳しい情報やサービスについては、公式サイトもチェックしてみてください。