既婚男女の結婚希望年齢とその実態を探る
株式会社オーネットは、全国の25~34歳の既婚男女728人を対象に、自身の結婚希望年齢と実際の結婚年齢に関する調査を行いました。出発点として、20歳を設定し、その時点での結婚に対する意識や計画を振り返ることで、結婚に関する心理を深く理解しようとしました。以下は、今回の調査結果の詳細です。
調査結果の要約
1.
結婚年齢の想定
調査に参加した既婚男女の約80%は、20歳の時点で結婚する年齢を想定していました。特に、73.1%は30歳までに結婚すると考えていたという結果が出ました。
2.
実際の結婚年齢
約8割の参加者は、想定した年齢またはそれ以前に結婚をしています。
3.
結婚の要因
想定した年齢で結婚に至った理由として、36.4%は「特に何もせず普通に生活していた」と回答しました。また、30.3%は「計画的に行動した」と認識しています。
4.
異性との出会い
計画的に行動した割合の中で、特に多かったのが「旧知の知人・友人に積極的にアプローチをした」で、37.5%に達しました。
調査の詳細
この調査は、インターネットを利用したクローズ調査で、2025年1月6日から7日に実施されました。全体で728人の回答が集まり、男女比はほぼ均等です。
20歳時点での結婚希望年齢
調査対象者の79.9%は、成人式を迎えた当時に自分が結婚したい年齢を想定していました。具体的な年齢の分布としては、
- - 「28-30歳まで」が33.4%
- - 「25歳まで」が21.4%
- - 「26-27歳」が18.3%
- - 「31-34歳まで」が6.8%
と続きます。特に、女性は「25歳まで」を多く選ぶ傾向が強く、男性は「28-30歳まで」を最も多く選びました。
実際の結婚年齢
実際に想定した年齢で結婚できたかどうかについては、
- - 1〜3年未満早く結婚したが35.6%、
- - 想定した年齢で結婚したが22.7%
と、78.2%の人が想定より早く結婚したことが分かりました。
結婚した要因について
想定年齢で結婚した理由に関する質問では、36.4%の人が「普通に生活していた」と回答しましたが、その次に多かったのが「逆算して計画的に行動した」ということで、30.3%は計画を持って出会いを重視していたと考えています。
異性との出会い
計画的に行動したと回答した人々に、具体的な行動を尋ねると、最も多かったのが「旧知の知人に積極的にアプローチした」で、次に「異性紹介を上手く利用した」という結果が出ました。
まとめ
今回の調査からは、既婚男女が結婚に対する期待や実際の行動が密接に関連していることが浮き彫りとなりました。特に「普通に生活をしていた」という要因が多かったことは、驚きでした。
今後も結婚に関する意識や実態を探り、より良いサポートが提供できるよう努めたいと考えています。