看護職の支援プロジェクト
2021-10-15 15:00:07

看護師の新たなキャリア支援を目指す!クラウドファンディング始動

近年、日本では高齢化が進んでおり、医療や介護、ヘルスケア分野で働く人々のニーズが増加しています。特に看護職はこのすべての分野で活躍が期待されていますが、実際には資格を持ちながら働いていない看護師が70万人以上存在しています。この状況を打破し、看護職が自分らしく、やりがいを持って働ける社会を実現するために、看護師コミュニティを運営するArchNurseは新たな取り組みを開始しました。2021年10月15日より、「全国200万人の看護職を笑顔にする為に新しい形のキャリア支援を届けたい!」というクラウドファンディングを立ち上げました。

このプロジェクトは、看護職が自らのキャリアについて考える機会を提供し、専門家に相談できる環境を整えることを目的としています。新型コロナウイルスの影響で、多くの看護職が自らの働き方について悩んでいる現状を受けてのものです。実際に210名に対して行ったアンケート調査の結果、60%以上の看護職がコロナをきっかけに働き方を見直し、65%以上がキャリアに向き合う時間が取れていないと感じています。

それに加え、看護職からの回答の中では、たくさんの人が自己分析の方法がわからなかったり、忙しくて余裕がなかったり、相談できる相手がいないといった声が多く寄せられています。その結果、85%以上の看護職がキャリア相談の機会を求めており、そういった場を提供する必要性が強く感じられます。

このプロジェクトでは、看護職が無償でキャリアコンサルタントに相談できる機会を創出します。具体的には、HRラボ株式会社の協力を得て、キャリア相談のサポートを行います。キャリアコンサルタントとは、2016年に国家資格なった専門家であり、企業や教育機関など幅広い分野で活躍しています。

このプロジェクトには多くのキャリアコンサルタントが賛同し、応援コメントを寄せています。その中には、普段から働く女性のライフキャリア支援を行う株式会社MYコンパスの代表取締役・キャリアコンサルタントの岩橋ひかりさんがいます。彼女は、「看護師だからこうあるべき」という固定観念を取り払い、自己のキャリアを見直す機会が重要であると語っています。

また、HRラボ株式会社の塚田亜弓さんも、「看護職のライフプランを考える機会が少ない」と訴え、自分自身と向き合い、キャリアを考える時間の重要性を強調しています。

このように、看護職を支援するための取り組みは、医療・介護の質を向上させるだけでなく、看護師自身の充実感や満足度にもつながります。クラウドファンディングページは以下のリンクからご覧いただけます。
クラウドファンディングページ

ArchNurseは2020年4月に発足し、270名を超えるメンバーが参加するオンラインコミュニティとして活動しています。過去には医療機関にマスクを寄贈するクラウドファンディングも成功させています。このプロジェクトを通じて、もっと多くの看護職が自分らしく働き、笑顔で暮らせる社会を目指していきます。

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