国内最大級のものづくり・サービス展示商談会「新ものづくり展」
全国中小企業団体中央会は、2023年12月16日から18日まで、東京ビッグサイト東7・8ホールにて「中小企業 新ものづくり・新サービス展」を開催します。このイベントは、約500社の中小企業が一堂に会する国内最大級の展示商談会で、ものづくりをテーマにした新製品やサービスを紹介します。
開催概要
初日の12月16日には、午前10時40分から開会式が行われ、その後、各企業のブースが一般来場者に向けてオープンします。本展の目的は、ものづくり補助金を活用して開発した各社の成果物を紹介し、新たなビジネスチャンスを創出することです。
今年で11回目となる本展のテーマは「未来に挑戦する、創造力に出会う」で、様々な分野の展示が行われます。その中には、環境に配慮した製品や日本の文化を融合させたアイデアが並び、来場者に新しい発見を提供します。
4つのゾーン
会場は「製造・加工テクノロジー」「くらし・ヘルスケア」「素材・環境・インフラ」「情報・DX」の4つのゾーンに分かれ、各社が自社の取り組みを紹介します。特に、今年は害獣対策や防災学習、アップサイクル製品といった日本が直面する社会課題を解決するアイデアが多数展示される予定です。
特別企画とパネルディスカッション
本展では、ものづくり補助金の成果をまとめた「グッドプラクティス集」に掲載された企業が特別展示されます。この集は、補助金を活用した事業の成功事例を取り上げ、商業化の努力を紹介します。特に12月16日15時からは、掲載企業の実績や取り組みについてパネルディスカッションも行われます。
注目の企業
いくつかの特に注目すべき企業が出展します。例えば、新田スプリング株式会社は「フレキシブルリングフェンス」を提案しており、害獣侵入を防ぐ革新的な構造を持っています。また、愛媛製紙株式会社は植物性食品廃棄物から作ったアップサイクル食品・化粧品原料「MaCSIE」を開発し、環境配慮を広めています。
その他にも、環境配慮と日本文化を融合させた「折り鶴チャーム」や、防災学習用のデジタルゲーム「守れ!サイガイ防衛隊」など、多様な新商品が展示されます。
会場情報
- - 会期: 2023年12月16日(火)11:00~17:00、17日(水)10:00~17:00、18日(木)10:00~16:00
- - 会場: 東京ビッグサイト 東7・8ホール
- - 入場料: 無料
- - 主催: 全国中小企業団体中央会
このように、「中小企業 新ものづくり・新サービス展」は、全国の中小企業の取り組みを一同に見ることができる貴重な機会です。新たなビジネスパートナーを見つけるチャンスでもあり、自社の技術やサービスをアピールする場として活用されることでしょう。皆様のご来場をお待ちしております。