舞台『リンス・リピート』
2025-04-17 17:21:21

舞台『リンス・リピート』ついに開幕!家族の再生を描く感動作

舞台『リンス・リピート』初日を飾る



4月17日、紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで、舞台『リンス・リピート ーそして、再び繰り返すー』が開幕しました。本作は、摂食障害を抱える娘とその家族を題材にした感動的な物語です。演出を手がけるのは、第30回読売演劇大賞の優秀演出家賞を受賞した若手の稲葉賀恵氏。彼はこの作品を通じて、家族間のすれ違いや愛情の深さをリアルに描き出しています。

本物の食材で描かれる家庭


舞台では、食事シーンが重要な役割を果たしています。驚くべきことに、演者たちは実際の食材を使用し、観客に真実味を感じさせる演技を展開します。家族同士のやりとりはまさに日常の一コマのようにリアルで、どこか親しみやすいのも本作の魅力です。

キャスト紹介


主なキャストには、寺島しのぶ、吉柳咲良、松尾貴史、富本惣昭、名越志保が名を連ねています。

  • - 寺島しのぶ(ジョーン役):移民としての苦労を経て、弁護士として成功を収めた母親角色。彼女の強さと家族を思う気持ちが交錯し、深い感情に同情を呼びます。
  • - 吉柳咲良(レイチェル役):摂食障害からの回復を目指す娘。彼女の心理的葛藤を見事に演じ、母との関係の複雑さを体現します。
  • - 松尾貴史(ピーター役):不器用ながらも家族を支える父親。彼の温かい心が家族を包みます。
  • - 富本惣昭(ブロディ役):養子という複雑な背景を持つ息子。彼の視点が物語を一層立体的にします。
  • - 名越志保(ブレンダ役):セラピストとしての役割を通じて、家族に必要なメッセージを伝えます。

深まる人間関係


稲葉賀恵氏は、日常的な会話が崩壊を招く様子を的確に表現し、観客に深い感銘を与えます。劇中の人物たちが抱える感情や葛藤は、観客それぞれにさまざまな共感を呼び起こすでしょう。「家族とは何か?」という普遍的なテーマを、秀逸な演出で描き出し、希望のあるエンディングに導きます。

開幕を迎えてのコメント


出演者たちのオープニングでのコメントも印象的でした。寺島しのぶは、愛情のさまざまな形を描くことの難しさについて触れ、一方で吉柳咲良は、観客に共感を期待するコメントを寄せました。また、富本惣昭は、家族について思索する重要性を強調し、名越志保もブレンダの役割に自信を見せました。

今後の公演予定


舞台は2025年4月17日から5月6日まで東京で上演され、その後京都でもパフォーマンスが予定されています。各地での公演を通じて、より多くの観客にこの物語が届くことを願っています。

本作を観ることで、家族の絆の重要性や愛情の本当の意味について再考させられることでしょう。ぜひ劇場で直接その感動を味わってはいかがでしょうか。


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