山口の新鮮冷凍野菜
2023-12-26 14:00:02
山口県の農業イノベーションが実現した新鮮冷凍野菜の魅力
山口県の農業イノベーションが実現した新鮮冷凍野菜の魅力
山口県山陽小野田市に位置する株式会社アグリーフプラスが、2023年12月23日に新たな冷凍加工施設「〜0(アグリーフゼロ)」を開所しました。この施設の誕生は、農業を新たな次元へと進化させるきっかけとなります。
農業の未来を見据えた新たな挑戦
近年、健康意識の高まりとフードロスの問題を背景に、全国的に冷凍野菜の需要が増加しています。アグリーフプラスは、農業の6次産業化を推進し、直接消費者に新鮮な野菜を届ける取り組みを展開しています。この新しい加工施設では、自社農園で育てた新鮮な野菜を、そのまま冷凍加工し、品質を保持したまま提供することが可能です。
テープカットセレモニーには、地域の多くの関係者が集まり、新たなスタートを祝いました。著名な政治家や地元の農業団体、商工会議所のメンバーが出席し、その重要性を強調しました。
新鮮さを逃がさない冷凍技術
「〜0(アグリーフゼロ)」では、畑から1分の距離にある加工施設で、成熟した野菜を収穫したその瞬間に加工しています。これにより、野菜が持つ本来の味わいを最大限に引き出しています。また、最新の「3Dフリーザー®︎」を導入することで、瞬時に冷凍し、あらゆる野菜の水分を適切に保持しながら、香りや栄養分を損なわずに商品化が実現しています。
古くからの農業の知識と、最先端の技術が融合されたこのブランド。農家の経験を基に、野菜の種類ごとに適切なプロセスを設計し、野菜本来の風味を引き立てています。その結果、解凍後でも「べちゃっとしない」品質が保たれています。
地域に根ざした新しい食文化の創造
「〜0」の冷凍野菜ラインナップには、ペースト、カット野菜、さらにはみじん切りやスライスといった多彩な選択肢が含まれます。これにより、料理の自由度が広がり、お子様からお年寄りまで、幅広い世代のニーズに応えることができます。
今後は、各種野菜の旬に合わせた新商品を開発予定で、さらにおいしい野菜が全国に広まることが期待されています。市民主導で育てられた地元の野菜がもたらす新しい「美味しさ」の発見ができるのも、アグリーフプラスの魅力の一つです。
これからの展望
「〜0」ブランドは、単なる冷凍野菜だけでなく、農業の新未来を開く存在を目指します。地域社会との結びつきを大切にしつつ、より良い食生活と健康で持続可能なライフスタイルを提案することで、農業の可能性を広げていく予定です。
アグリーフプラス社は、2024年には生野菜の詰め合わせをサブスクリプション形式で販売予定で、より多くの人々に新鮮さと健康的な食生活を提供することを目指しています。これまで以上に「農家から直接、素材の味を届ける」ことで、食に対する意識を高めていく計画です。
新しい農業のかたちとなる「〜0」。この取り組みから、農業と消費者の距離感が縮まり、農楽な未来の創出が期待されます。
会社情報
- 会社名
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株式会社アグリーフプラス
- 住所
- 山口県山陽小野田市西高泊2055−18
- 電話番号
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