伝説のラジオ番組『RADIO SAKAMOTO』が、坂本龍一と高橋悠治の名著『長電話』をトリビュートするスペシャル・プログラムとして、7月7日(日)22時よりJ-WAVEで放送される。
『RADIO SAKAMOTO』は、坂本龍一がナビゲーターを務め、2003年から2023年まで放送されていた番組。番組では、坂本龍一が音楽や映画、社会について語り、リスナーから寄せられたメッセージを紹介していた。
今回放送される『J-WAVE SELECTION RADIO SAKAMOTO extension “長電話”』は、坂本龍一と高橋悠治の“長電話”を収録した書籍『長電話』をトリビュートする内容。
『長電話』は、1984年に坂本龍一の主宰する出版社から発刊された書籍。坂本龍一と高橋悠治の“長電話”が収録されており、“長電話”という手法も含め、多くのアーティストに影響を与え、絶版である今では幻の名著と呼ばれるに至っている。
番組では、タブラ奏者のU-zhaanと、映画監督の山中瑶子が電話で語り合う。
U-zhaanは、坂本龍一がその才能をいち早く認め、数々の作品で共演している。山中瑶子は、坂本龍一が制作総指揮を務めた映画『ナミビアの砂漠』で国際映画批評家連盟賞を受賞した新鋭監督だ。
二人の“長電話”では、音楽、映画、そして人生について語り合う。坂本龍一が愛した“長電話”を通して、二人の新たな魅力が発見できるかもしれない。
番組はradikoアプリでも聴取可能。ぜひ、坂本龍一の音楽と二人の“長電話”の世界に触れてみてほしい。