インフラメンテナンス産業の新たな挑戦、インフラテック・ジャパンの設立
日本のインフラメンテナンス産業は、ここ数年にわたって急速な老朽化が進行しています。この問題は、私たちの社会に多大な影響を与える重要な課題であり、それに伴いインフラメンテナンス企業の価値はますます大きくなっています。しかし、実際にはインフラメンテナンスに従事する90%以上の企業が中小企業であり、経営者の高齢化、事業承継の難しさ、技術者の不足など、様々な問題が山積みです。
このような背景の中、株式会社インタープレジデントは、インフラの持続可能性を重視し、「インフラメンテナンス産業の価値向上」をミッションに掲げ、「インフラテック・ジャパン」をスタートしました。
事業内容と主な取り組み
「インフラテック・ジャパン」は、以下の2つの主な事業を軸に展開しています。これらの取り組みは、インフラメンテナンス産業の革新を促進し、価値向上を図ることを目的としています。
1. M&A・事業承継の推進
私たちは、インフラメンテナンス関連企業のM&Aや事業承継を積極的に推進しています。これにより、経営者の高齢化に伴う後継者不足を解決し、技術や知識の継承を促すことを目指します。
ポストM&Aのフェーズでは、グループ企業間での技術やノウハウの共有、人材育成やインフラDXの取り組みを深めることで、業界全体としての競争力を高める狙いがあります。これにより、私たちは「インフラ・サステナビリティ企業群」を形成し、共に成長していくことを目指しています。
2. インフラDX関連事業の創造
また、インフラDXに関連する新たなビジネスモデルやスタートアップの創造に注力しています。専門企業や技術者との連携を強化し、現場でのデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めることで、インフラメンテナンスの技術革新を促進していきます。将来的には、これらの技術やソリューションを海外市場にも展開していく計画です。
共創による社会課題の解決
「インフラテック・ジャパン」は、単なる企業の活動ではなく、広く社会の持続可能性を考慮したプロジェクトです。インフラメンテナンス産業における大きな社会課題は、単独の企業の力で解決できるものではありません。したがって、私たちは「共創」を重視しています。
このビジョンを実現するため、インフラメンテナンス企業、インフラDX関連企業、金融機関、国や地方自治体と連携し、「オール・ジャパン」でこの課題に立ち向かう体制を整えていきます。これにより、より良い社会の構築を目指します。
お問い合わせ
インフラテック・ジャパンに関する問い合わせは、公式ウェブサイトの問い合わせフォームから受け付けています。詳細情報は、
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