2025年「人とくるまのテクノロジー展」で積水化学が注目の展示を予定

積水化学、2025年「人とくるまのテクノロジー展」に出展

2025年7月16日から18日まで、愛知県のAichi Sky Expoで開催される「人とくるまのテクノロジー展」に、積水化学グループが出展します。ブース番号は233で、様々な最新技術や製品を披露する予定です。

積水化学は、「Innovation for the Earth」をテーマに掲げ、サステナブルな社会の実現を目指しています。出展する製品は、快適性や安全性を追求しつつも、環境への配慮を重要な要素としています。2025年の展示では、特にモビリティ業界における課題解決に貢献するための素材や技術が注目されています。

特徴的な展示品

展示される主要な製品には、以下のようなコンセプトモックが含まれます。

- オールオレフィンコンセプト（バックドアモック）

この新しい素材はオレフィン系樹脂で構成されており、自動車のリサイクル効率を高めます。分別解体の必要がないため、環境負荷も軽減されます。初展示となるこの製品は、今後の自動車産業での可能性を示唆しています。

- カラー合皮「AURORADE™ 表皮材」（ドアトリムモック）

干渉色の原理を利用した美しい意匠を内装に取り入れることができ、デザイン性が高く、車内空間をより魅力的に演出します。

- 新規PP織物系表皮材（ドアトリムモック）

3D成形が可能なこのサステナブル織物は、個性的な内装デザインを実現し、リサイクル性の向上にも寄与します。

デモ機の紹介

さらに、センサー技術に関連するデモ機も展示されます。以下の製品が初披露される予定です。

- ショッカクチップ

世界最小の6軸センサで、人の心地よさを数値化することで、より快適な車内空間の実現に貢献します。

- ハンディ風合いテスター

この振動摩擦センサは、どこでも気軽に使えるハンディタイプです。これによって、さまざまな表面や素材の質感を測定できます。

- 多軸アレイセンサ

薄型で多軸設計のこのセンサは、車内の快適性をさらに向上させる手助けをします。

展示中のモックやデモ機には、実際に触れて体験できるものも多く用意されており、積水化学の技術力が生み出した新たな可能性を確認できます。興味のある方はぜひ現地で体験してください。

展示の詳細や入場登録については、特設Webサイトで案内がされています。盛りだくさんの内容で、皆様の来場をお待ちしています。
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