ポーランドの美を届ける岡村美歩さん
2025年7月27日、豊中市立文化芸術センターで開催される『バレエアンサンブルガラ2025・大阪公演』に、ポーランドのヴロツワフに拠点を置くバレエ団の岡村美歩さんが出演します。バレエ界での彼女の活躍を知ることで、多くの人々がバレエに興味を持つきっかけになることでしょう。
岡村美歩さんの歩み
岡村美歩さんは、7歳でバレエを始め、以後その才能を磨き続けてきました。北九州とアジア全国洋舞コンクールでの功績を経て、ボリショイバレエアカデミーに推薦入学し、2016年からロシアでの厳しい留学生活を始めました。彼女はエレーナ・バトゥーリャから学び、2019年には首席で卒業します。
その後、東京シティバレエ団やカタルーニャ・バレエを経て、2020年に現在のヴロツワフ歌劇場バレエ団にデミソリストとして加入。岡村さんは、ここで数々の公演で主演やソリストを務めており、観客を魅了する存在となっています。代表作には、クララ(『くるみ割り人形』)、ペザントのパ・ド・ドゥ(『ジゼル』)、Caroline(『ナポリ』)などがあり、2025年には『雪の女王』で主演ゲルダ役を担うことが決まっています。彼女の技術はもちろん、その表現力も多くのファンを虜にしています。
ヴロツワフ歌劇場バレエ団とは?
ポーランド南西部の都市にあるヴロツワフ歌劇場は、国内外で名高いオペラハウスとして知られています。その壮大な建築と豊かな演目は多くの人々に感動を与え、バレエ団はクラシック作品から現代作品まで多彩に演じています。特に、音楽と舞踊の融合を追求した公演が特徴です。
また、このバレエ団には日本人ダンサーも多く在籍しており、岡村さんをはじめとする彼女たちの活躍も国内で注目されています。
公演について
『バレエアンサンブルガラ2025・大阪公演』のプログラムは、第一部には日本国内外で活躍するプロダンサーたちが繰り広げるバレエガラコンサートが、第二部では『くるみ割り人形』の美しい雪の情景が描かれる中に、未来のプロダンサーたちとの共演が予定されています。岡村美歩さんの軽やかで愛らしいダンスがこの公演でも見られることでしょう。
公演日の詳細は、2025年7月27日です。この機会にぜひ彼女の演技に触れられることを楽しみにしてください。
チケット情報や詳細は公式サイトにてご確認ください。