アンリツグループが提案する新たなEV技術
2026年6月17日から19日まで、愛知県のAichi Sky Expoにて開催される「人とくるまのテクノロジー展 2026 NAGOYA」。この展示会に、アンリツ株式会社とそのグループ会社である高砂製作所、DEWETRONが共同で出展します。このイベントでは、特にEV開発において重要な役割を果たす新技術を披露し、業界の関心を集めることが期待されています。
展示の主題とソリューション
アンリツグループが掲げるメインテーマは「EV開発をグループ3社の技術で支える、バッテリ評価・データ解析・電源制御ソリューションを提案」です。このテーマに基づいて、各社の強みを活かした3つの独自のソリューションが紹介されます。具体的には、アンリツによる次世代バッテリ評価システム、DEWETRONの高精度データ収集ソリューション、高砂製作所の電源システムに関する技術です。
1. アンリツの次世代バッテリ評価「Power HIL Solution」
アンリツが提供する「Power HIL Solution」は、実走行時の評価を開発初期段階に早めるためのシステムです。この技術により、モデルベースのリアルな電力エミュレーションが実現され、柔軟な電力再現が可能になります。さらに、充電や走行の繰り返し試験が自動化され、高い拡張性を持つため、次世代EVの開発を効果的に支援します。
2. DEWETRONの高精度データ収集ソリューション(DEWE3シリーズ)
DEWETRONが展示するのは、複雑なセンサー信号を統合して同期計測する最新のデータ収集システムです。用途に応じた2種類のモデルがあり、「DEWE3-A8」は据置型で、モーターキットを使ったテストベンチでの測定デモを実施予定です。一方、「DEWE3-A4」は、実際の車両走行試験に最適な可搬型のデータ収集ソリューションです。
3. 高砂製作所の電源システム
高砂製作所は、EVパワートレイン開発に必要不可欠な双方向直流電源システムを展示します。このシステムは、エミュレーション技術を駆使して、さまざまな挙動を再現し、中容量から大容量まで自在な電力制御を可能にします。
展示会の詳細
展示会名: 人とくるまのテクノロジー展 2026 NAGOYA
会期: 2026年6月17日(水)〜19日(金)
会場: Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)
アンリツ・DEWETRONブース番号: 94、 高砂製作所ブース番号: 95
DEWETRONの会社概要
DEWETRONはオーストリアに本社を構える計測・データ収集に特化したメーカーであり、自動車、航空宇宙、エネルギー、研究分野など多岐にわたる業種に向けて、高精度データ収集システムを提供しています。また、2026年1月からは国内でDEWETRONのソリューションも販売が始まり、グローバルな視点でソリューションの提案を進めています。
このような新技術の導入は、EV開発の効率化と進展に寄与すると期待されており、展示会でのプレゼンテーションがどのような反響を呼ぶか、業界内外からの注目が高まっています。
私たちは、アンリツの長年の技術力と知識を生かし、今後もパートナーや顧客との協力を通じて、持続可能な社会の実現に向けて貢献し続ける所存です。