同時配信の新時代
2024-09-01 00:23:16

少年ジャンプ+、マンガ業界初の読切作品の同時英語配信を始動

マンガ業界初の試みが始まる!



2024年9月1日以降、人気マンガアプリ「少年ジャンプ+」が大胆な新たな取り組みを開始します。これは、掲載される読切作品の英語版を「MANGA Plus by SHUEISHA」で日本と同時に配信するというものです。この試みは、マンガ雑誌のアプリとしては初の実施となります。これにより、日本だけでなく、海外の読者も新作をリアルタイムで楽しむことができるようになります。

「少年ジャンプ+」編集部は現在、年間200本以上の読切作品を配信しており、特に藤本タツキ氏の『ルックバック』など、多くの話題作を生み出しています。この流れを受け、マンガの海外展開はもちろん、読者へのアクセスの幅を広げるために新しい施策が必要とされていました。

ターゲットは全世界のマンガファン



「MANGA Plus by SHUEISHA」は、2019年にスタートし、これまでにも「週刊少年ジャンプ」や「少年ジャンプ+」の連載作品を多言語で提供してきました。このプラットフォームは、実際に日本の作品を海外で楽しむための重要な窓口となっています。今回の新たな施策により、連載作品だけでなく読切作品も同時に公開することで、より多くの作品を楽しむ機会を提供します。

これにより漫画家たちの新しい作品が海外の読者にも届き、文化を超えて共鳴することが期待されています。特に、愛着のある作品にひと足早く触れることができるのは、国や言語を越えたマンガファンにとって魅力的な提案です。

第1弾作品『言葉の深海』



このプログラムの第一弾として、9月1日に配信されるのは、むぎすけ氏の新作『言葉の深海』です。物語は、自分の感情を表現することが難しい少年宏樹が、愛犬のカロとの深い絆を持って成長していく様子が描かれます。しかし、高校生になった宏樹はカロを失ってしまい、新たな感情との向き合い方を模索することになります。感動的なストーリーがどのように展開されるのか、海外の読者からの反響が楽しみです。

むぎすけ氏は『ゴーストスイマー』が「少年ジャンプ+青春×部活漫画賞」で最終候補に選出された経歴を持ち、2021年には読切『ハイスクールランウェイ』でデビューを果たしました。その心温まる作風は、多くのファンに支持されています。

まとめ



マンガは国境を越え、多くの人々に楽しさや感動を届ける力があります。今回の「少年ジャンプ+」の取り組みは、その可能性をさらに広げるものです。今後の展開に大いに期待しつつ、さらに多くの作品が全世界に届けられることを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社集英社
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東京都千代田区一ツ橋2-5-10
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