岐阜県飛騨市が公務員を目指す学生向けインターンシップを募集開始

岐阜県飛騨市の公務員インターンシップ募集

岐阜県飛騨市は、市役所での“公務員のイメージが変わる”実践型インターンシップの参加者を募集しています。飛騨市役所の市長、都竹淳也のもと、学生たちが市役所の現場を直接体験することで、実際の職務のやりがいや意義を理解することが施されています。これは「選ばれる市役所」へ向けた取り組みの一環です。

実践型インターンシップの概要

このインターンシップは、行政の専門職を志す学生向けの5日間のプログラムで、2024年の実施に向け準備が進められています。参加者は実際の業務を通じて、地域の行政を支える重要な役割とその魅力を学ぶことができます。

実習内容

具体的な実習メニューは以下の通りです：
1. 技術職向けインターン: 土木事業や上下水道、建築事業に関心のある学生を対象に、現場を体感するプログラム。
2. 保健関連職向けインターン: 保健師や管理栄養士志望の学生に向けた、地域の健康づくりに関するインターンシップ。
3. 考古学に興味がある方へのプログラム: 地域の歴史を考える考古資料整理作業。
4. 図書館体験インターン: 図書館情報学を専攻している方を対象にした司書体験。

オープンDay開催

また、飛騨市役所では、「オープンDay」として市役所の仕事に興味を持つ学生を対象にしたイベントも開催されます。直接職員に話を聞くことで、市役所の魅力や採用試験対策の情報を得る良い機会です。開催日は8月6日と8月8日で、対面形式及びWeb形式の両方が用意されています。

参加方法

これらのイベントへの参加にはそれぞれ事前に申し込みが必要です。飛騨市役所の公式ウェブサイトには、詳細情報と申し込みフォームが掲載されていますので、興味のある方はぜひご確認ください。

未来へ向けた一歩

人事担当の藤堂光さんは、「飛騨市の未来を共に築く仲間を求めています」と語ります。少子高齢化や人口減少が進む中で、地域の行政ニーズはますます高まっており、特に若い人材の確保は急務とされています。飛騨市では職務の魅力や地域貢献の意義をしっかりと理解してもらうことが、今後の採用において重要だと考えています。

参加者からは、「市民生活に貢献することが実感できた」「飛騨の観光資源にワクワクした」といったポジティブな声が寄せられており、公務員へのイメージが変わるきっかけづくりとしての役割も果たしています。これからの地域を支える人材として、学生たちにはぜひ飛騨市役所での体験を通じて公務員としての選択肢を検討してもらいたいものです。