職場カラオケの実態
2019-03-05 13:40:32
職場でのコミュニケーションを深めるカラオケの実態とは?ストレス解消法としての人気も高い
職場でのカラオケ利用についての調査結果
ビジネスパーソンにとって、職場でのコミュニケーションは重要な要素です。近年の調査によれば、カラオケはそのコミュニケーションツールの一つとして活用されており、特に若い世代においてはその影響力が大きくなっています。
職場での交流の場
調査によると、職場の人たちとランチに行く頻度は約3割で、20代ではこれが約4割に達するといいます。これに対し、職場の飲み会に参加する人は1割半と少数ですが、20代では約3割に上ります。特に外資系企業では「飲みニケーション」が盛んで、参加率は4割強となっています。
カラオケ利用はあまり一般的ではなく、月に1回以上行くのは4%に過ぎませんが、外資系企業では29%と高い数字を記録しています。その背景には、英語を使用する環境が影響していると考えられます。
ストレス解消としてのカラオケ
カラオケによるコミュニケーション効果は、業務以外での接点を持つことで深まります。リラックスした雰囲気の中での交流が、職場の雰囲気を改善し、上司とも話しやすくなるという意見が最も多いです。実際、職場カラオケの効果として、「職場の雰囲気が良くなった」と感じている人は27.6%で、特に男性の方がその効果を実感しやすい傾向があります。
若い世代の“ひとりカラオケ”の増加
最近では、職場の同僚とではなく、一人でカラオケに行く人も増えてきています。全体の中では「月に1回以上」は4.4%ですが、20代ではその割合が38.0%と高くなっています。特にストレスを感じやすい時期に、ひとりでリフレッシュを図る手段として選ばれることが多いようです。
飲みニケーションとカラオケの相乗効果
職場の飲み会でも同様の効果が期待されています。飲み会では「社員間のコミュニケーション」が最も重要視されており、会話のテーマには仕事や同僚の人間関係が多く上がります。また、ネガティブな話題やプライベートすぎる話は避けられる傾向にあり、前向きなコミュニケーションが求められています。
カラオケでの楽しみ方
職場カラオケにおいても、さまざまな音楽ジャンルに挑戦することが人気です。特にアニメソングや洋楽が選ばれやすいようで、「残酷な天使のテーゼ」や「Top of the World」といった曲が高い人気を誇ります。また、カラオケでも洋楽が好きなビジネスパーソンは41.0%にのぼり、これがコミュニケーションを一層楽しくさせています。
まとめ
職場でのカラオケは、コミュニケーション手段としての役割を果たすだけでなく、ビジネスパーソンにとってストレス解消やリフレッシュの手段としても浸透していることが明らかになりました。特に若い世代は、ひとりカラオケや職場でのカラオケを積極的に楽しんでおり、今後もその傾向は続くと考えられます。カラオケがもたらすコミュニケーションやストレス解消の効果は、今後も注目のテーマとなることでしょう。
会社情報
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