医療界に革新をもたらすAgathaの快挙
アガサ株式会社が提供する治験・臨床研究に特化したクラウドサービス『Agatha』が、デロイトの「Technology Fast 50 2024 Japan」において29位に選出されました。この評価は、過去3決算期の売上高に基づく成長率175%に支えられています。
2025年1月22日、水曜日、東京にて開催された授賞式で、本社の鎌倉千恵美代表取締役社長は、受賞を素直に喜び、支えてくれたお客様やパートナー、社員への感謝の気持ちを述べました。
「アガサ」は、医療機関と製薬企業が治験や品質関連文書をクラウド上で効率よく共有、保管、管理するためのサービスです。利用者数が著しく増加しており、国内においては研究開発を行う製薬企業の約8割が導入しています。最近では、導入医療機関数が785社に達し、2024年6月にはユーザー数が5万人を超えました。
企業が直面している現代の医療課題も、アガサの主要な関心事となっています。現在、世界で承認された新薬の約7割が日本で使用できていないという事実は、解決を必要とする深刻な問題です。アガサは、臨床試験のデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組むことで、この課題解決に貢献しています。
鎌倉千恵美社長のビジョン
鎌倉社長は、アガサの理念に感銘を受けた人々と共に成長してきた結果として、この受賞があるとしています。「私たちの使命は、患者の皆様に新薬を迅速に届けること」との強い信念のもと、さらなる革新を追求していく姿勢を示しました。
彼女は、医療が直面する現実を見据え、会社のビジョンとして日本の医療レベルの向上を掲げています。また、将来の日本を担う子どもたちに世界一と信じてもらえるよう、日本の生活や文化などを誇りに思ってもらう社会をつくりたいと考えています。
アガサの設立は2015年で、以来、医療機関や製薬企業に対して高品質なサービスを提供し続けてきました。今後も、医療の効率化、クオリティの向上、研究開発の促進を通じて、日本の技術力を世界に発信していくことを目指しています。
日本の医療現場における役割
『Agatha』は、医療業界での文書管理に革命をもたらしています。これにより、治験の効率化が図られ、医療機関における時間とリソースの無駄を削減することが期待されています。その結果、患者に対してより迅速に新しい治療法を提供できる環境が整いつつあります。
アガサは、今後とも革新と成長を続け、患者や医療に携わるすべての人々にとって信頼されるパートナーとして努力し続けます。その姿勢は、未来の医療における新たな可能性を示すもののようです。
最後に、アガサの実績は、医療の未来に希望を見出させてくれるものであり、今後もますますの活躍が期待されます。