松山市三津浜初のYouTube動画が5000回達成！地域魅力を発信

松山市三津浜地区が発信する新たな魅力

松山市の三津浜地区が制作したYouTubeチャンネルが、公開からわずか1週間で5000回以上の視聴を達成しました。この成功の背景には、地域の活性化を目指す様々な取り組みが存在します。

三津浜地区は、古くから漁業や商業で栄えてきた歴史を持ち、今もその面影が息づく地域です。ここは「坂の上の雲フィールドミュージアム」のサブセンターとして位置付けられ、観光地としてのポテンシャルが高い場所でもあります。しかし、2020年以降の新型コロナウイルスの影響で、イベントの中止や延期が相次ぎ、地域の認知度を向上させる必要性が強まっていました。

そこで生まれたのが、「まんまと三津にはまってる！」というタイトルのYouTube動画です。このプロジェクトは、三津浜地区にぎわい創出実行委員会の主導で行われ、動画を通して三津浜の持つ「食」「古民家」「港」「人」といった特有の魅力を紹介しています。

各動画の魅力

食「ぞっこんソウルフード」

この動画では、三津浜名物のご当地グルメ「三津浜焼き」を紹介。約20軒ものお好み焼き屋が昭和の風情を感じさせる中、特に人気のある「こいけ屋」さんが登場します。レトロな街並みにぴったりの料理は、観光客だけでなく地元の人々にも愛されています。動画は、食を通して地域の文化を感じさせる仕上がりになっています。

古民家「古民家ショッピング」

三津浜の古民家を使ったおしゃれなお店を巡るこの動画は、特にファッション好きの女性たちに注目される内容です。個性溢れるショップが並ぶこのエリアでのお洒落旅は、買い物を楽しむもよし、ただ眺めるもよし、まさに惹きつけられる場所です。

港町「80mの大航海」

この動画では、三津浜の生活の足「三津の渡」をテーマにした内容が展開されます。80メートルの船旅を楽しむことができるこの動画は、港町の風情を感じさせます。

人「みんな三津にハマってる」

地域に住む人々の生活や、移住者の視点から三津浜の魅力を伝えるこの動画は、地域愛を感じさせる内容となっています。地元の人々の語りから、三津浜に住むことの楽しさが伝わってきます。

総合動画「三津に来んけん」

町全体の魅力を主観動画で紹介するこのコンテンツは、観光気分を盛り上げます。美しい風景や魅力的なお店が登場し、視聴者を惹きつけます。

これからの展望

こうした動画は三津浜の魅力を多角的に発信し、地域をより多くの人に知ってもらうための貴重なツールとなっています。今後の観光需要回復に向けて、三津浜地区の取り組みはますます注目を集めることでしょう。

松山市三津浜地区は、日本有数の歴史的な港町としての魅力を今後も発信し続けていくことが大切です。地域の活性化に向けた新たなステージが始まります。