彩の国さいたま芸術劇場に集う多様なアーティストたち
2026年2月7日と8日の2日間、彩の国さいたま芸術劇場にて、カンパニー・グランデの新作『春の祭典』が公演されます。この舞台は、年齢、性別、国籍、障がいの有無、プロ・アマの枠を越えて集まった100名以上のメンバーが参加し、11名のアーティストとともに創り上げられる特別な作品です。
カンパニー・グランデの誕生と活動
カンパニー・グランデは2024年に発足し、多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まっています。参加者は、俳優やダンサーのみならず、大学教員や一般職に就く人々まで多岐にわたります。また、約10%のメンバーが障がいを持っていますが、彼らは互いに理解し合い、自然に助け合う環境が整っています。
この2年間、メンバーは様々なジャンルの芸術に挑戦し、スタジオワークを重ねてきました。演劇、ダンス、音楽、影絵、ジャグリングなど、多彩な表現方法を模索しながら、全員が新しい表現の可能性を追求しています。
『春の祭典』の内容と意義
本公演では、メンバーが参加するクリエーション・チームと11名のアーティストが協力し、独自の形で『春の祭典』を作り上げます。舞踊、演劇、音楽など、様々な要素が融合することで、未だかつてない舞台が登場します。
この作品は、集団創作の喜びを体現すると共に、観客に新たな芸術の感動を届けることを目指しています。近藤良平総合演出のもと、既存の型にはまらない自由な表現を追求します。彼は「この世では一瞬たりとも同じ出来事は生まれない」と語り、人々が集まり共創することの重要性を強調しています。
カンパニー・グランデが目指す未来
カンパニー・グランデの活動は、ただの芸術表現にとどまらず、社会貢献の一環としても行われています。障がい者とともに行うダンスチームや子ども向けの観客参加型パフォーマンスなど、多様なアプローチを通じて、観客との繋がりを大切にしています。2025年にはデフリンピックの開閉会式の演出も担う予定で、今後ますます多彩な活動が期待されます。
プログラムとチケット情報
本公演では、全席指定のチケットが販売され、応援チケットにはオリジナルグッズが付く特典があります。日々進化するカンパニー・グランデのパフォーマンスをご覧いただける貴重な機会となりますので、ぜひお見逃しなく。
公演日時:
- - 2026年2月7日(土)、8日(日) 各日15時開演
チケット料金:
- - 一般:4,000円
- - U-25:3,000円
- - 障がい者割引:3,000円
- - 応援チケット:6,000円(オリジナルマグカップ付き)
観客の皆様には、特別な体験を提供できる舞台をお届けします。すべての人々が楽しむことのできる『春の祭典』にぜひご参加ください。