使いやすさとセキュリティの両立、Keeper SecurityのUIアップデート
2023年4月11日、シカゴに本社を置くKeeper Securityは、同社のパスワード管理プラットフォームにおいて新しいユーザーインターフェイス(UI)を発表しました。これにより、ユーザーがより直感的に操作できる環境が整えられ、セキュリティを損なうことなく使いやすさが向上します。
新たなインターフェイスの特長
アップデートされたUIは、視覚的な要素間の区別がより明確になり、ユーザーエクスペリエンスが大幅に改善されました。以下は主な変更点です:
- - 使いやすくなったインターフェイス:グリッド線を大胆に削減し、明確な色合いを用いて、使用する際の煩わしさを軽減しました。また、サイズ調整可能なペインを導入し、各表示領域をユーザーが自分好みに設定可能です。
- - 効率的なワークフロー:タスクを完了するための操作回数を減らし、ユーザーの利便性を向上させています。これにより、迅速な作業が可能になります。
- - アクセシビリティの強化:新しいUIはWebコンテンツアクセシビリティガイドライン(WCAG)に準拠しており、色、コントラスト、フォントサイズが配慮されています。
- - 高度な検索機能:ユーザーは新設のフィルター機能を利用し、Keeperボルト内の情報を効率的に探し出すことができます。特に、多くの記録が存在する環境でも、求める情報を迅速に見つけられるように設計されています。
- - オンボーディングの改善:新たに導入されたオンボーディングウィザードにより、ユーザーはKeeperボルトの設定をわかりやすく、効果的なガイドサポートを受けられます。
モバイルアプリの新機能
モバイルアプリも刷新され、小さな画面でも快適に操作できるように設計されています。iOS版では、パフォーマンス向上、迅速な検索機能の導入があり、数万件の記録がある場合でもスムーズにアクセスできるようになっています。Android版では、新しいユーザーインターフェイスを採用し、デフォルトでライトモードとユーザー選択テーマの実装が特徴です。
また、両アプリには重要な機能への即時アクセスを実現するナビゲーションバーや、多要素認証(MFA)ログインの摩擦のない体験が加わります。これにより、ユーザーはより安心してKeeperを利用できるようになります。
企業向けの対応力
Keeper Securityは、企業ユーザーのニーズに応えるべく、ボルト内のデータ量が増加している現状に対応した機能を提供しています。記録数が数万件に上る企業でも、高度な検索機能があれば迅速に目的の情報を見つけることが可能です。
CEOのDarren Guccione氏は、「ユーザーエクスペリエンスについてお客様に満足していただくことが、私たちの最優先事項です。安全で、かつユーザーフレンドリーなソリューションの開発に注力している」と述べ、今後もユーザーの期待に応える製品開発が進められることを示唆しています。
まとめ
Keeper Securityの最新UIアップデートは、使いやすさとセキュリティを兼ね備えた新しいエクスペリエンスをユーザーに提供します。これにより、安心で快適なパスワード管理が可能になります。詳細情報は、
Keeperの公式サイトや
ドキュメンテーションポータルで確認できます。