ジブリ音楽の魅力
2025-07-17 23:04:25

久石譲とロイヤルフィルが描く、スタジオジブリの音楽世界

久石譲とロイヤルフィル、夢のコラボレーションが実現



2023年7月16~17日、東京ドームにて、作曲家 久石譲による「スタジオジブリ フィルムコンサート」が開催されました。この公演は世界的に名高いロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(RPO)との共演で、久石譲がコンポーザー・イン・アソシエーションを務め、宮崎駿監督の名作から最新作まで、全11作品の楽曲が演奏される壮大なセッションです。

チケットは瞬く間に完売となり、13万人を収容できる会場に118万枚のオーダーが寄せられるほどの盛況ぶり。参加者は久石の音楽で紡がれる作品の世界に引き込まれました。

一人二役の指揮者とピアニスト


公演は久石が指揮とピアノを一手に担う形で始まりました。オープニングは『風の谷のナウシカ』からスタート。久石の手元から流れるメロディは合唱団やコーラスと共鳴し、観客を一瞬にしてその世界に誘いました。

多彩なソリストとマーチングバンドの共演


続く『魔女の宅急便』では、久石が映像編集と音楽を巧みに融合させ、観客が映画の物語を体感できる構成に引き込まれました。その後も『もののけ姫』では神聖な太鼓の音が響き、注目のソプラノ歌手エラ・テイラーのパフォーマンスが際立ちました。また、『風立ちぬ』ではマンドリンのマリー・ビュルーが久石との完璧な連携を見せ、観客の心を掴む演奏を披露しました。

中盤には、自衛隊による約200人の合同音楽隊が登場し、魅力的なパフォーマンスを展開。『天空の城ラピュタ』ではマーチングバンドがアリーナを歩きながら演奏し、盛大な拍手が送られました。

本編のクライマックス


クライマックスを飾ったのは『となりのトトロ』。出演者たちが舞台に戻り、主題歌を合唱し、会場の一体感は最大限に高まりました。公演の終わり際、観客の歓声に応える形で、久石はアンコールに登場。「君たちはどう生きるか」のテーマを特別バージョンで披露します。続けて『紅の豚』や『もののけ姫』の名曲が演奏され、東京ドームは熱狂に包まれて公演は幕を閉じました。

音楽史に新たな歴史を刻む瞬間


この時点で、東京ドームでのオーケストラコンサートは初の試みであり、久石譲が日本の音楽史に大きな一歩を刻む瞬間となりました。2025年にも続く公演に対する期待が高まり、ファンは次回の音楽の旅に胸躍らせています。合同音楽隊が見せた圧巻のパフォーマンスと、久石譲による優雅な音楽が融合した素晴らしい二日間を振り返るとともに、今後の展開も楽しみです。


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