SES業界に特化したSaaS「Fairgrit®」、2022年の機能拡張計画を発表

SES業界向け「Fairgrit®」が斬新な機能拡張計画を発表

株式会社エージェントグロー（東京都港区）は、2022年第1四半期における業務効率化SaaS「Fairgrit®」の機能拡張計画を披露しました。この計画の特徴として、全ての拡張機能が標準機能として追加され、追加費用なしで利用可能という点が挙げられます。

「Fairgrit®」はSES（システム・エンジニアリング・サービス）業界に特化したソフトウェアであり、営業、請求、ITエンジニア管理といった業務の効率化を支援しています。これまでにも、SES業界特有の商習慣に沿った機能を提供してきましたが、新たに加わる機能はさらなる業務のスムーズさをもたらすでしょう。

主な機能拡張内容

1. 外部サービスとの連携強化

現状、freee株式会社が提供する「freee 人事労務」との連携が行われていますが、今後はSmartHRや弁護士ドットコムのクラウドサイン、Slack、Chatworkなど、その他のサービスとのAPI連携を強化する予定です。このようにして、SES業界における人事労務や経理業務を効率化し、企業全体の業務フローを改善します。

2. 各種帳票関連機能の充実

「Fairgrit®」では、すでに請求書の自動生成機能が実装されていますが、今後は見積書や注文書など、その他の諸契約書類についても自動生成機能を強化します。これにより、SES企業が契約から請求に至るまでの過程がさらにスムーズになります。

3. 勤怠・経費申請のワークフロー機能

有休や遅刻、経費の申請を一元管理する機能も拡張されます。現在、シンプルな承認フローのみが整備されていますが、今後は複数人による承認や申請内容の制約設定といった、さまざまなニーズに応じた機能改修が行われる予定です。

4. リファラル採用管理機能の追加

SES業界においてもITエンジニアの人材不足が続いています。そこで、既存の従業員からの紹介を通じたリファラル採用を支援する機能が追加され、企業の採用戦略を強化することを目指します。

5. 月給変動制の対応

最近のSES企業の中には、ITエンジニアの報酬を月ごとに変動させる「月給変動制」を導入するところも増えています。これに対応できるよう、機能を改修することで広範なニーズに応えます。

6. 対応健康保険の拡充

「Fairgrit®」では、協会けんぽや関東IT健康保険組合の他、今後は他地域の健康保険にも対応していく計画です。

まとめ

これらの機能拡張を通じて、「Fairgrit®」はSES企業の業務効率化をさらに推進し、使いやすさを向上させることを目指しています。特に拡充される外部サービスとの連携機能は、現代のビジネス環境における必須要素と言えるでしょう。今後、SES業界でのさらなる普及が期待されます。詳しい情報は公式サイトやSNSを通じて随時発表される予定です。