武蔵野美術大学が新たな取り組みとして、「VCP for TOKYO Tourism」という観光経営に特化した講座を2025年1月から開催します。この講座は、観光関連事業に従事する方や、観光やまちづくりに興味のある東京都在住または在勤の方を対象にしており、定員は約25名の少人数制です。テーマは『アート資源の利活用』で、全6回にわたって行われる予定です。
講座内容は多岐にわたり、アートやデザインの基礎的な理解だけでなく、ホスピタリティやユニバーサルデザインに関する座学が含まれています。また、武蔵野美術大学ならではのアート関連のワークショップを通じて、参加者はより実践的な体験を得ることができます。
開催期間は2025年1月14日から2月17日までで、各講座は150分間です。参加は無料で、特設サイトからの申し込みが可能です。募集期間は2024年12月2日から2025年1月7日までで、またオンライン説明会も行う予定です。オンデマンド形式の説明動画が特設サイトに公開され、気軽に参加できる生放送のオンライン説明会もセットで用意されています。
この講座に参加すると、観光やデザインに関する専門知識を持つ講師から直接学べる機会があります。他大学や観光業界の実務者を交えた多彩な講義が予定されていて、ここから新しいネットワークを築くこともできるでしょう。
「VCP for TOKYO Tourism」は、東京都による「大学等と連携した観光経営人材育成事業」の一環として行われるもので、観光産業の活性化を目的としているため、より実践的で即戦力となるスキルを身に付けられる機会を提供します。
この新しい観光人材育成講座は、アートとデザインの視点から観光の価値を再発見し、今後ますます充実していく観光産業における人材の育成に寄与していくことを目指しています。参加の応募は、生放送の説明会を通じて質問を行うなど、非常にオープンな形で行う予定です。興味のある方は、ぜひ早めの応募をおすすめします。