新開発のキヌガサタケエキスがもたらす美肌効果に注目
日本メナード化粧品株式会社は、首やデコルテのタルミに効果的な新たなエキス「キヌガサタケエキス」を開発しました。この研究は加齢に伴う皮膚のタルミ改善に関するもので、メナードは幹細胞による皮膚再生メカニズムの解明に多くの時間をかけてきました。
皮膚の構造とタルミの因果関係
皮膚は主に表皮、真皮、皮下組織の三層で構成されており、各層に存在する幹細胞が新しい細胞の供給を行っています。特に、皮下組織の幹細胞が効率よく分化し、タイプⅥコラーゲンを生成することで、肌は外的要因から保護されつつ、若々しさを保っています。しかし年齢を重ねることで、これら幹細胞の機能が低下し、タルミやシワといった肌悩みが増加します。
首やデコルテは、顔の皮膚とは異なり、靭帯が存在しないため、特にこの部位がタルミを引き起こしやすいのです。加齢とともに皮下組織が衰弱し、タイプⅥコラーゲンの生成が減少すると、内部の支えが弱まります。
キヌガサタケエキスの開発背景
メナードでは、これまでに「キヌガサタケエキス」が皮下組織の幹細胞から前駆脂肪細胞への分化を促進することを確認しています。この新エキスによって、さらに前駆脂肪細胞への分化促進効果が強化され、タイプⅥコラーゲンの産生も増加することが確認されました。この成果により、首やデコルテのハリが回復し、洗練された若々しい印象を与えることが期待されています。
研究の結果、キヌガサタケエキスは、幹細胞に作用して前駆脂肪細胞の生成を促進し、コラーゲンの生成を助けることが実証されました。特に、50%エタノール抽出物はその効果が顕著で、コラーゲン生成に必要な遺伝子の発現が増加していることがわかりました。
美肌の維持に向けて
キヌガサタケは、傘の下から白い網目状の構造を持つ美しい姿から「キノコの女王」とも称されています。このキノコの独特な特性は、短命ながらも成長が非常に早く、数時間で完成する点にあります。また、古代には貴族に差し掛けられていた絹張りの傘「衣笠」からその名がついたと言われています。
メナードは今後も、皮膚の内側から支える構造の維持・強化に寄与する研究を続け、タルミ改善に向けた様々なアプローチを展開していくことを予告しています。さらなる詳細は、2026年6月に開催される「第26回日本抗加齢医学会総会」で発表される予定です。この新たなエキスの効果により、若々しい肌への道が開かれることに期待が高まります。