学生起業家と写真家が手がける新プロジェクトが始動、初の写真集に期待高まる

とんぼ玉出版、新しい風を巻き起こす写真集プロジェクト

京都に拠点を構える新興出版社「とんぼ玉出版」が、設立当初から抱いていた理念を具現化するため、写真家イケダサトルとのコラボレーションにより初の写真集『虹の欠片が刺さったままで』を出版するプロジェクトを開始しました。このプロジェクトは、2025年5月26日からクラウドファンディングサイトCAMPFIREにてスタートし、24時間以内に支援額が100万円を超えました。これは、全国の写真愛好者からの熱い支持を受けた結果と言えるでしょう。

プロジェクトの背景とテーマ

本プロジェクトは、「孤独と繋がり」や「喪失と記憶」をテーマに長年にわたり作品制作を行ってきた写真家イケダサトルと、未来の出版社を目指す学生起業家による共同の取り組みです。写真集には、イケダのこれまで未公開の作品が多く収められ、読者が心の内面と向き合う契機を提供します。そのため、ただの視覚的な楽しみだけではなく、深い情緒や思考をも誘起する内容となっています。

写真集の詳細とクラウドファンディング

写真集『虹の欠片が刺さったままで』は、B5サイズの上製本で126ページに渡って豊かなビジュアルを楽しめます。特に注目すべきは、手焼きプリントによる作品の質感です。この一冊は心に静かに触れるような存在となり、個人の「記憶」に寄り添うような内容です。

クラウドファンディングは2025年5月26日から7月21日まで実施され、期間中は様々なリターンが用意されています。例えば、7,000円で写真集を定価で手に入れることができるリターンや、10,000円で名前をスペシャルサンクスとして掲載される権利など、支援者が作品に積極的に関与できる仕組みが整っています。また、特別なセットや出版裏話を聞ける相談会なども存在し、参加者間の交流も期待されています。

イベントと展示会

更に、東京、名古屋、大阪の各都市で、本写真集に関連した展示会やトークイベントも開催予定です。これらのイベントは、2025年11月から2026年3月までの間で行われる見込みで、各ギャラリーの詳細は公式WEBサイトで随時発表されます。

とんぼ玉出版について

「とんぼ玉出版」は、信頼できる仲間たちと共に「未来を描く作家のための出版社」を目指し、小規模ながらも力強い歩みを始めました。デジタル時代において、実際に手に取ることができる記録の重要性を再認識し、作家と共に作品を形にすることにこだわっています。今後も、出版活動に留まらず、展示会やイベントの企画運営へと幅を広げていく予定です。

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