十万石ふくさやの挑戦
2024-04-15 17:00:02
埼玉の老舗和菓子店が太陽光発電を導入した理由とは
埼玉の老舗和菓子メーカー、十万石ふくさやの新たな挑戦
埼玉県行田市に本社を構える十万石ふくさやは、2024年3月に自家消費型太陽光発電を工場に導入しました。この決断には、企業としての未来を見据えた環境への配慮が込められています。
会社概要
十万石ふくさやは、1952年の創業以来、埼玉県の代表的な和洋菓子メーカーとして多くの人々に愛されてきました。特に「十万石まんじゅう」は地域の名物として広く認知されており、北海道産の小豆や新潟県産のコシヒカリなど、厳選された素材を使用して作られています。
自家消費型太陽光発電導入の背景
この新しい取り組みの背景には、持続可能な経営の重要性が影響しています。代表取締役社長の横田康介氏は、「未来のために私たちの製造過程を見直し、環境に良い方法を模索していきたい」と語っています。自社で生産した電力を消費することにより、エネルギーコストの削減に加え、製造現場の環境改善も期待されています。
株式会社恒電社との協力
このプロジェクトには、株式会社恒電社が携わっています。環境に配慮した電力供給を実現するため、同社はEPC事業として設計、施工、メンテナンスまで一貫したサービスを提供。横田社長も「彼らと一緒に進めることで、安心感がありました」と話しています。
経営の方針
横田氏によると、十万石ふくさやは伝統を守りつつも時代の流れに応じた挑戦を続けていく意向があり、自家消費型太陽光発電だけにとどまらず、さらなる革新を目指しています。その中で「埼玉県を代表する企業として、人々に影響を与える存在であり続けたい」と語ります。
未来を見据えた取り組み
今後の展望として、十万石ふくさやは、企業としての社会的責任を重視し、地域貢献に努めていく考えです。自家発電によるエコな製造プロセスはもちろんのこと、地域経済や文化の発展にも寄与していくことを目指しています。さらに、ドローン映像を活用したプロモーションなど、従来の枠を超えた新たな挑戦も進めているとのことです。
まとめ
十万石ふくさやの取組みは、環境に優しい企業運営を具現化する一歩として注目されます。伝統を大切にしつつ、新たな環境対策を講じる同社の姿勢は、今後の企業経営の模範となることでしょう。詳しいインタビューの記事は、公式Webサイトで公開されていますので、ぜひチェックしてみてください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社 恒電社
- 住所
- 埼玉県北足立郡伊奈町西小針6-108
- 電話番号
-
048-728-4283