新たに描かれたローカル線の魅力を楽しむ『電車の顔図鑑4』の発売

新刊『電車の顔図鑑4ローカル線の鉄道車両』が12月に発売

2024年12月18日、イカロス出版は鉄道ファン待望の『電車の顔図鑑4ローカル線の鉄道車両』を発表しました。この書籍は、長年にわたって鉄道の精密イラストを手がけている著者、江口明男氏による魅力的なイラストがふんだんに盛り込まれた内容となっています。編集された情報は、ローカル線に焦点を当てており、新型車両の情報や塗装に関する最新の解説が加えられています。

『電車の顔図鑑』シリーズの進化

本書は、シリーズ第4巻として位置づけられています。第1巻が2017年に発売されて以来、シリーズは好評を博し、現在までに全6巻が揃う人気シリーズとなりました。特に、2019年に行われた合併以降は、イカロス出版の旅鉄BOOKS PLUSシリーズの一部として位置づけられ、さらなる充実を図っています。

ローカル線の魅力を再発見

『電車の顔図鑑4』のテーマは「ローカル線の鉄道車両」。地域の公共交通として重要な役割を果たすJR、地方民鉄、第三セクターの車両に焦点をあてています。従来版を基に新たな情報を取り入れ、読者にとってより興味深い内容に仕上げられています。

イラストは、鉄道模型のスケール感にも配慮されており、基本サイズは1/80、大型は1/45、小型は1/150となっています。それぞれの車両の特徴を明確に描き分け、同じ形式であっても時代による違いや特徴を示しています。ローカル線ファンはもちろん、子供から大人まで、このカラフルなビジュアルを楽しむことができる一冊です。

誰におすすめか

この本は、鉄道が好きな方はもちろん、鉄道に興味を持ち始めた方、車両の見分け方を学びたい方にとってもおすすめです。また、鉄道模型に魅了されている方や、子供や孫が鉄道に興味を持っている方にも最適です。

書籍構成

本書は次のように構成されています：

- 第1章北海道地方
- 第2章東北地方
- 第3章関東地方
- 第4章上信越・北陸地方
- 第5章中京地方
- 第6章近畿地方
- 第7章山陽・山陰地方
- 第8章四国地方
- 第9章九州地方

各地域で活躍する鉄道車両が詳しく紹介され、その多様性を楽しむことができます。

著者について

著者の江口明男氏は、1990年代から鉄道車両の精密イラスト制作に取り組んできました。さまざまな著書を持ち、特に鉄道模型への造詣も深いため、彼の視点を活かした内容が豊富です。

書誌情報

この書籍は2024年12月18日（水）に発売される計画で、A5判・160ページにわたる内容は定価2200円（本体2000円＋税10％）とされています。ISBNは978-4-8022-1546-6です。今後、鉄道ファンだけでなく、新たに鉄道に興味を持つ方々にも広く愛されることが期待されます。

交通や地域の魅力を再発見する『電車の顔図鑑4ローカル線の鉄道車両』、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。