マクニカ、産業用ルーター「RUT951」の提供開始! テルトニカ製品でスマートファクトリー実現を強力サポート
株式会社マクニカは、世界をリードする産業ネットワーク機器メーカーであるTELTONIKA IoT GROUPとの販売代理店契約を締結し、産業用ルーター「RUT951」の提供を開始しました。
近年、労働力不足が深刻化する日本において、製造業を始めとした多くの業界でIoT導入が加速しています。IoTを活用することで、業務の効率化や人材不足の解消、さらにはスマートファクトリーの実現を目指せることから、注目が集まっています。
しかし、工場などの現場においては、既存の設備や環境に合わせたネットワーク構築が課題となります。従来の有線LANでは、配線作業の費用や工期が課題となり、無線LAN導入へのニーズが高まっています。一方で、工場環境は温度や湿度、電波干渉など、ネットワーク機器にとって厳しい条件が揃っています。
こうした課題を解決するために、マクニカは、高信頼性と安定性を誇るTELTONIKA IoT GROUPの産業用ルーター「RUT951」の提供を開始しました。「RUT951」は、過酷な環境下でも安定した通信を実現する、堅牢でコンパクトな産業用ルーターです。
「RUT951」の主な特長
-40℃~75℃の幅広い温度範囲に対応し、過酷な環境下でも安定した動作を実現
WANフェイルオーバー機能により、バックアップ回線への自動切替が可能
最大100台までの同時接続に対応し、安定したネットワーク環境を提供
リモート監視や制御に利用可能なデジタルI/O機能を搭載
マクニカは、「RUT951」の提供を通して、顧客のIoTネットワーク構築を強力にサポートしていきます。また、同社が提供する工場向け予知保全ソリューション「Mpression Smart Motor Sensor」と組み合わせることで、無線LAN環境の構築を容易にし、スマートファクトリー導入を加速させるソリューションを提供していきます。
「Mpression Smart Motor Sensor」について
「Mpression Smart Motor Sensor」は、アナログ・デバイセズ社が開発した、低圧三相モーター特化型の故障予知ソリューションです。ユーザーはスマートフォンを用いた簡単な設定を行うだけで、センサーがモーターの状態を学習し、異常発生時にアラームを受信することができます。9種類のモーター異常を検知し、それぞれ独立した0~10の正常値で分析することで、ユーザーは特別な知識を持つことなく、致命的な障害とダウンタイムを最小限に抑えることができます。
メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2024に出展
マクニカは、2024年7月24日(水)~26日(金)に東京ビッグサイトで開催される「メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2024」に出展します。本展示会では、「RUT951」と「Mpression Smart Motor Sensor」を展示し、工場設備の維持管理・保全技術に関する最新情報やソリューションを紹介します。
TELTONIKA IoT GROUPについて
TELTONIKA IoT GROUPは、1998年に設立された、IoTソリューションを提供するグローバルカンパニーです。25年以上の歴史の中で、世界中の顧客に信頼性の高い製品とサービスを提供してきました。
株式会社マクニカについて
マクニカは、半導体やサイバーセキュリティをコアとして、最新のテクノロジーをトータルに取り扱う、サービス・ソリューションカンパニーです。世界26か国/地域92拠点で事業を展開し、50年以上の歴史の中で培った技術力とグローバルネットワークを活かし、AIやIoT、自動運転など最先端技術の発掘・提案・実装を手掛けています。