株式会社ラキールが新たに開発した「LaKeel Taskflow」
株式会社ラキールは、日本発のデジタルビジネスプラットフォーム「LaKeel DX」に新機能「LaKeel Taskflow」を追加したことを発表しました。このツールは、アプリケーション開発の基盤として業務の効率化を図るために設計されています。
LaKeel Taskflowの概要
「LaKeel Taskflow」は、バッチ処理のための管理ツールです。バッチ処理とは、大量のデータを一括で処理する要素であり、これにより業務上のタスクが自動化され、コスト削減が実現します。バッチ処理は、通常、人間の介入なしに行われるため、非常に効率的です。
バッチ処理の自動化は、ワークロード自動化(WLA)やジョブスケジューリングとも呼ばれ、業務の効率化を推進します。「LaKeel Taskflow」は、複雑な処理を簡素化し、業務の安定性を向上させることを目的としています。
特徴と利点
1. 高度なスケジュール管理機能
「LaKeel Taskflow」には、ジョブの管理を強化するための高度なスケジュール管理機能があります。日次、週次、月次のスケジュールを予め設定し、自動実行が可能です。これにより、「金曜の27時」などのユニークな日時表現ができるようになり、業務運用における柔軟性が向上します。
2. コンテナによるコスト最適化
一般的なバッチ処理では、高負荷な処理に対して専用のサーバーを利用することが必要でした。しかし、「LaKeel DX」ではオートスケール機能があり、必要なサーバーリソースを自動で確保します。また、ジョブ管理機能は「LaKeel Manager」に統合されているため、別途サーバーを用意する必要がなく、コスト削減を可能にします。
3. バッチ処理の分割管理
「LaKeel Taskflow」では、バッチ処理を複数のタスクに分割することができ、各処理にはリビジョン管理や引数設定が可能です。これにより、効率的な開発が実現しながら、高速処理が行えるようになっています。
LaKeel DXの特徴
「LaKeel DX」は、部品を組み合わせることによって業務アプリケーションを開発する、日本初のデジタルビジネスプラットフォームです。各機能は独立して開発され、追加や入れ替えも容易。これにより、企業は独自のニーズに応じたソリューションを得ることができます。さらに、特許も取得しており、安全かつサステナブルなソフトウェア開発が実現可能です。
企業情報
株式会社ラキールは、2005年に設立され、2012年から独自のブランド「LaKeel」シリーズを展開しています。「LaKeel DX」は、クラウド型のアプリケーション開発運用基盤を中心に、様々なビジネスニーズに応えるためのプロダクトを提供しています。2021年には東京証券取引所マザーズ市場に上場し、業界内での信頼性と実績を築いています。従業員にとって働きやすい環境づくりにも注力し、2年連続で「健康経営優良法人」に認定されています。
今後も、ラキールは企業のデジタルトランスフォーメーションを推進するための革新的なソリューションを提供し続けることでしょう。
詳細は、
LaKeel DXサービスサイト をご覧ください。