野洲高等学校サッカー場を救うためのクラウドファンディングプロジェクト

滋賀県立野洲高等学校サッカー部は、全国高校サッカー選手権大会での県勢初優勝を果たした歴史ある高校であり、多くのプロサッカー選手を輩出してきました。しかし、現在使用している人工芝の経年劣化により、選手たちが安心してプレーできる環境が脅かされています。

人工芝は設置から18年が経ち、摩耗が進行し、特に足を取られて転倒する事故が増加しています。校内や地域イベントでの公式戦の開催が困難になるなど、サッカーを愛する子供たちの夢が失われつつあります。これが引き起こす問題を解決するため、野洲高では全面的な人工芝の張り替えを計画し、その資金をクラウドファンディングによって集めることを決定しました。

クラウドファンディングの目的

プロジェクトの目標は、約1億円。それに向けて、クラウドファンディングを活用し、同窓会、PTA、地元企業、サッカーファンなど、幅広い社会からの支援を募ることです。このプロジェクトでは寄付を行った方への返礼品も準備しており、現役選手が使用するサッカーボールや歴代のユニフォーム、地元名産品など、魅力的なリターンが用意されています。

返礼品には、地元特産の「芋けんぴ」や滋賀県産の「近江米」も含まれ、さらに、野洲高校サッカー部のエンブレム入りサッカーボールやユニフォームベアなども用意され、支援してくださった方々に感謝の意を示すことができます。また、当時の監督による講演会の権利も、特別なリターンの一つとなっています。

地域への思い

サッカー場の全面改修に成功すれば、地域のサッカー教室や地域クラブの活動スペースとしても利用されるので、子どもたちや家族が集える場所が生まれます。これにより、「地域と共に創る」学校の役割を果たし続けることができるのです。野洲高校は「スポーツで笑顔の輪を広げる」「学びの多様性を支援する」「地域と共に創る」をモットーに、これからの教育に重要な価値を提供し続けます。

今後も滋賀県立野洲高等学校は、地域の人々の支援を受けながら、スポーツの振興と人材育成を進め、信頼される学校づくりに取り組んでいきます。皆さまの温かいご支援、どうぞよろしくお願いいたします。