デンマークのGX政策を学ぶセミナーが開催、未来の水素経済を探る

デンマークのGX政策と水素輸出国への取り組みを探るセミナー

2024年10月15日、JPI（日本計画研究所）が「デンマークのGX政策と水素の輸出国を目指す取り組み」というテーマでセミナーを開催します。本セミナーでは、デンマーク大使館の上席商務官、田中いずみ氏をお迎えし、デンマークのエネルギー政策や持続可能な未来に向けたビジョンについて詳しくお話いただきます。

デンマークは、世界で最も先進的なエネルギー国の一つであり、常に再生可能エネルギーにフォーカスをあてています。2012年には2050年までに再生可能エネルギー100%を達成する目標を掲げ、2030年には1990年比で70%の温暖化ガス削減を実現しています。また、2050年にはカーボンニュートラルを超え、カーボン吸収国としての地位を確立することを目指しています。

今回のセミナーでは、デンマークがどのようにしてこのような目標を達成しているのか、その政策の具体例として、電化戦略やセクターカップリング、洋上風力エネルギーの活用についても詳しく解説します。特に、電化はグリーントランスフォーメーションの鍵となる要素であり、デンマークでは水素供給の促進や水素の輸出国を目指すための取り組みも行われています。

セミナーのプログラム

1. デンマークのグリーントランスフォーメーションを牽引する政策
(1) 長期目標に向けたカーボンニュートラル・カーボン吸収国としての政策
(2) 気候変動法（Climate Law）について
2. デンマークが目指すエネルギーシステム
(1) 電力と電化戦略、電力市場の現状
(2) セクターカップリングにおける熱の重要性
(3) ガスの役割
(4) 洋上風力の発展
(5) 水素及びPower-to-X戦略の概要
3. 質疑応答セッション
4. 名刺交換・交流会
- ここでは、新たな人脈形成やビジネス機会の創出が期待できます。

受講方法は、会場参加、ライブ配信、アーカイブ配信の3つから選択可能です。受講料金はお一人33,780円（税込）ですが、2名以上の申し込みの場合は割引が適用され、28,780円となります。

この機会を活かして、新しいビジネスの展開や人的ネットワークの充実を図りましょう。セミナー終了後は講師への質問時間や名刺交換の場も設けられています。参加いただくことで、デンマークの最先端のエネルギー政策や未来の水素経済について深く探る良い機会となるでしょう。