地域振興と文化発信を融合した新しいコンビニ
2024年9月18日、水曜日、埼玉県所沢市に新たなコンビニエンスストアがオープンします。その名も「ファミリーマートところざわサクラタウン/S店」。この店舗は、株式会社KADOKAWAと株式会社ファミリーマートによるコラボレーションで実現しました。
新しい店舗コンセプト
この店舗は、単なるコンビニの枠を超え、文化芸術による地域振興を目指した新しい形の施設です。KADOKAWAが提唱する武蔵野地域の文化を知り、感じることのできるコミュニティスペース「むさしのもん」を併設しています。このスペースは、訪れる人々が武蔵野の文化を学び、体験するための「門」としての役割を果たします。
むさしのもんは、武蔵野の自然や文化をデザインに取り入れた空間で、国産木材を使用して草原から雑木林へと変わる武蔵野台地を表現しています。また、オープン時には地域の特性を紹介するパネル展示も実施される予定です。
ワークショップや展示会の開催
さらに、このコミュニティスペースでは、オープン後も多様な文化芸術を体験できるワークショップや、地元団体の活動を紹介する企画展示などが行われる予定です。地域の人々が集まり、交流する場所としての機能も果たすことになるでしょう。
店舗の基本情報
ファミリーマートところざわサクラタウン/S店は、ところざわサクラタウンの本棟3階に位置し、営業時間は9:30から18:30まで。年中無休で、食品や飲料、雑貨を販売する他、マルチメディア端末、ヤマト運輸による宅配サービス、ATMなどの便利なサービスも提供します。
この新しい店舗オープンに合わせて、以前から運営されていた催事スペース「SAKU-Lab」は2024年8月4日をもって営業を終了しました。
ところざわサクラタウンとは
ところざわサクラタウンは、2020年11月に開業した日本最大級のポップカルチャーの発信拠点です。書籍製造・物流工場やイベントスペース、ショップ、レストランなど多数の施設が併設され、大衆文化の魅力を発信しています。KADOKAWAと所沢市の共同事業として、「COOL JAPAN FOREST 構想」などの取り組みが進められています。
企業紹介
株式会社KADOKAWA
KADOKAWAは、出版や映像、ゲーム、Webサービスなど多岐にわたる事業を展開する総合エンターテインメント企業です。多彩なIPを創出し、それをテクノロジーで世界に届けることを目指しています。
株式会社ファミリーマート
ファミリーマートは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」をスローガンに、地域に根ざしたサービスを提供しています。お客様一人ひとりとのつながりを大切にし、便利な場所としての存在を目指しています。
この新しい取り組みが、所沢市の文化活動の活性化や地域の魅力向上につながることを期待しています。