川越鉄道の開業130周年を祝う特別な企画として、タツノコプロと西武鉄道がコラボレーションしたラッピング電車が運行を開始しました。この特別ラッピング電車は2025年8月22日から約3ヶ月間、さまざまな路線で運行される予定です。
この電車は、国分寺市のイメージキャラクターである「ぶんじほたるホッチ」をはじめとするタツノコプロの人気キャラクターが大胆にデザインされており、乗客を楽しませる要素がいっぱいです。特に『科学忍者隊ガッチャマン』、『タイムボカンシリーズ』、『ハクション大魔王』、『マッハGoGoGo』など、子供から大人まで幅広い世代に親しまれているキャラクターたちが勢ぞろいしています。
このユニークなデザインは、アニメ界を代表するキャラクターデザイナー吉田すずか氏によって手掛けられており、色鮮やかで視覚的にも楽しめるものとなっています。また、運行中の電車位置は「西武線アプリ」を通じてリアルタイムで確認することが可能です。この便利なアプリを利用することで、計画的に楽しむことができます。
特別ラッピング電車は、新宿線、拝島線、国分寺線、多摩湖線の対象車両・2091編成(6両)で運行されますが、運行状況によっては運行しない日もあるので注意が必要です。
また、2025年8月から2026年3月末にかけては、かつてタツノコプロの制作スタジオがあった鷹の台駅のホームに「アニメのまち祭り」オリジナル看板も掲出される予定です。この機会に国分寺線を利用する際には、ぜひこちらにも注目してみてください。
川越鉄道とは、現在の新宿線と国分寺線を含む路線で、1894年に開通しました。その後、1895年には全線開通を遂げ、当時の川越は江戸時代から昭和初期まで埼玉県内最大の都市として栄えました。この川越鉄道の開通により、初めて川越に鉄道が整備されたわけです。
また、川越は多くの蔵が立ち並ぶ美しい街並みから「小江戸」とも呼ばれています。観光客は、これらの魅力的な雰囲気を手軽に楽しむことができ、特急列車レッドアロー号を利用することで、都会と自然のコントラストを感じる旅が可能です。
この特別ラッピング電車に乗ることで、ただの移動手段を超えたエンターテインメントが体験できることでしょう。アニメの魅力を存分に楽しむことができるこの機会をお見逃しなく、ぜひ家族や友人とともにお出かけしてみてください。