SaaS型WAF「CloudCoffer on Cloud」がついに登場
株式会社アリスが7月20日にスタートさせた新しいSaaS型WAF(Webアプリケーションファイアウォール)「CloudCoffer on Cloud」は、手軽に導入できるセキュリティソリューションです。このサービスはカーネギーメロン大学の先進的なAI技術を基盤にしており、企業のWebサイトをサイバー攻撃から守ることを目的としています。
高度なAI技術によるサイバー攻撃の検知
「CloudCoffer」は、過去の攻撃サンプルを基にした高度なAIエンジンを駆使し、通常のシグネチャマッチングに依存せずに16万以上のハニーポットから得たデータを利用しています。これにより、ゼロデイ攻撃や難読化された攻撃も確実に検知し、遮断することが可能です。
コンサルタントやホワイトハッカーの技術力はひときわ高く、200名以上の専門家がサポートしています。このような体制により、外部からの攻撃だけでなく、Webサイト内部に潜む異常なレスポンスも察知できるため、セキュリティの向上が期待できるのが特長です。
ユーザビリティを考慮したシンプルな導入
「CloudCoffer on Cloud」は、手軽に導入できるよう設計されています。ユーザーはDNSの設定変更とSSL証明書のアップロードのみで基本的な保護が始められます。また、複数のFQDN(Fully Qualified Domain Name)を標準で保護することも可能で、必要に応じて追加を行うこともできます。初期費用には脆弱性診断のツールも含まれているため、導入時のコストを抑えつつ、セキュリティレベルの向上を図ることができます。
さらに、2020年9月30日までは無償トライアル期間を設けており、無料でこのサービスを体験することができます。このチャンスを利用して、潜在的なリスクを洗い出すことができるため、企業にとっては非常にありがたいサービスです。
株式会社アリスとCloudCofferの提携
アリスは、2001年に設立され、情報技術分野で幅広く活躍している企業です。特にAI技術を活用したセキュリティ事業には注力しており、CloudCofferのサービス展開がその一環となっています。アリスが提供するAIセキュリティ事業部は、最新の技術を駆使し、多様なニーズに応えられる製品を開発しています。
企業情報
- - 株式会社アリス: 新宿区に拠点を置くIT企業で、340名以上のエンジニアが在籍し、技術者派遣や製品販売を行っています。セキュリティ面でも強化を図り、信頼性の高いソリューションを提供しています。
- - CloudCoffer社: Ray Chiang氏によって2015年に設立された台湾企業で、AI技術を用いたサイバーセキュリティの分野で高い実績を持っています。
この「CloudCoffer on Cloud」を利用して、ビジネスを行うすべての企業が安心してインターネットを活用できる日が来ることを願っています。
お問い合わせ
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