コーセーが最高峰ブランドで森林保全プロジェクトを始動

コーセーが推進する森林保全プロジェクト

株式会社コーセーのハイプレステージブランド『コスメデコルテ』が、2024年9月25日より「Sustainable Ingredients Project」をスタートさせました。このプロジェクトは、自然保護と地域創生をテーマに掲げ、具体的には北海道美深町を支援する取り組みが行われます。

美深町との新たな協定

このプロジェクトの第一弾として、コスメデコルテの主力材料である白樺水の産地である美深町との協定が締結されました。協定の内容には、森林の整備が含まれており、美深町の白樺林を中心とした施策が計画されています。

実施期間は2024年10月1日から2029年9月30日までの5年間であり、その間に11.84ヘクタールの植樹及び間伐を行っていくことが決定されています。この活動は、コーセーが独自に取り組むものではなく、クリーンな環境を保持するためには地域と企業が協力し合うことが不可欠です。

北海道の「ほっかいどう企業の森林づくり」制度

北海道では、環境保全に力を入れる企業や団体が森林を整えるためのプラットフォームとして「ほっかいどう企業の森林づくり」制度を導入しています。この制度は、民間企業と地域の森林所有者とのマッチングを通じて、持続可能な森林管理を推進することを目的としています。

今回のコーセーと美深町の協定もこの制度の一環として成立しており、これまでに延べ82件の協定が締結されています。その結果、1,000ヘクタール以上の森林が整備されており、地域循環型の社会の実現に向けて着実な一歩を踏み出しています。