ふぞろい野菜を美味しく再生するGreenデリバリーの躍進

株式会社まるごとが提供する定期宅配サービス『Greenデリバリー』は、形や傷のある国産野菜を救う取り組みを進めています。多くの食品が無駄に捨てられる現代において、「もったいない」を「美味しい」に変えるこのサービスが注目を集めています。

フードロスの現状

日本では毎年数百万トンという膨大な量の食品が廃棄されています。その中には、見た目や傷の理由から流通しないことが多い野菜が多数存在します。これらの野菜は、食べられるのに捨てられるという現実があります。そんな不条理を打破するために誕生したのが『Greenデリバリー』です。

このサービスは、2025年7月にスタートしました。個人向けの定期配送を通じて、ふぞろいの国産野菜を家庭に届けることで、廃棄される運命にある食材を有効活用しています。

サービスの拡張と顧客の声

『GREENデリバリー』は、開始から4ヶ月が経過し、利用者からのフィードバックをもとにサービスを進化させています。新たに導入された「おてがるセット」は、一人暮らしや小さな家族でも使いやすいサイズで、無駄なく新鮮な野菜を楽しむことができます。また、まずはお試しで利用できる「かいきりセット」も登場しました。

さらに、口座振替決済の導入により、より多くの方が手軽に利用できるようになりました。顧客のニーズを重視し、今後もライフスタイルにあったサービスを提供し続けます。

企業・団体との連携

『Greenデリバリー』は、個人向けだけでなく、企業や団体との提携による取り組みも強化しています。例えば、廃棄された野菜を肥料や家畜飼料として再利用したり、商店街とのイベント連携、さらには学校給食や福祉施設への提供、飲食店向けの配送サービスなど多岐にわたります。

まるごとは、これらの活動に賛同し共にフードロス削減に取り組む企業パートナーを広く募っており、社会全体で無駄を省く仕組みを広げていくことを目指しています。「もったいない」が美味しく変わる社会の実現に向け、これからもさらなる挑戦を続けます。