PR TIMES、5四半期連続で過去最高売上高を更新！営業利益は第1四半期として過去最高を記録

プレスリリース配信サービス「PR TIMES」を運営する株式会社PR TIMESは、2024年度第1四半期決算を発表しました。発表によると、売上高は19億2500万円、営業利益は4億8400万円と、いずれも過去最高を記録しました。売上高は5四半期連続で過去最高を更新しており、同社の堅調な成長基調が継続していることがわかります。

特に注目すべきは、営業利益が第1四半期として過去最高を更新したことです。これは、同社が積極的な投資戦略を実行し、効果的に費用対効果を高めていることを示唆しています。

具体的な数字で見てみよう

- 売上高：19億2500万円（前年同期比119.6％増、前四半期比107.3％増）
- 営業利益：4億8400万円（前年同期比141.0％増、前四半期比209.5％増）

売上高成長率と営業利益率は、第1四半期で44.8％と、2023年度第1四半期（37.7％）から回復傾向にあります。同社は、引き続き積極的な投資と規律ある運営により、持続的な成長と利益拡大の両立を目指していく方針です。

積極的な投資戦略と今後の展望

同社は、売上高の増加だけでなく、利益率の向上にも注力しています。そのため、広告宣伝費を前年同期比39.4％減らすなど、費用管理を徹底しています。一方で、R&DやG&Aへの投資は継続しており、今後の事業成長に向けた基盤強化を図っています。

また、同社は「PR TIMES」を超える事業の創出を目指し、SaaS型タスク・プロジェクト管理ツールの「Jooto」やカスタマーサポートツールの「Tayori」など、新たなサービスの開発にも積極的に取り組んでいます。これらのサービスは、すでに多くの企業に導入されており、今後の収益拡大に大きく貢献する可能性を秘めています。

PR TIMESの成長戦略

同社は、中期経営目標「Milestone2025」において、2025年度の営業利益目標を35億円に設定しています。今回の決算発表では、この目標達成に向けた計画と見通しについて言及されました。

同社は、積極的な投資を継続しながら、堅実に事業価値を高めていくことで、2025年度の営業利益25億円を計画できるようにすると同時に、大きな飛躍も目指しています。

PR TIMESは、今後も「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」というミッションを掲げ、情報発信の民主化と社会への貢献を目指し、事業を展開していく予定です。